レモンの収穫 [コート・ダジュール地方]
様々な問題に直面しているフランス。この難局をなんとか乗り切って欲しいです。
さて、冬真っ只中のこの時期、南仏ではレモンの収穫が最盛期を迎えています。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年1月14日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが原因のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
パリに比べると5〜6℃気温の高い冬の南仏は、分厚いコートは必要ないとか。やはり過ごしやすそうです。
イタリアにほど近いマントンでは、レモンの収穫が始まりました。
たわわに実るレモン。この風景、とても冬とは思えません。
レモンを収穫するローランさんがかぶっているのは麦わら帽。
「実が大きくて、いい香りがしますよ」
ローランさんは300本ほどのレモンの木を栽培しています。
毎年この時期になると、こうしてレモンを収穫しています。
「レモンの木は放っておいても育ちます。私と同じで自立しているんですよ。そのせいか私とは気が合うんですよ。(笑)もちろん定期的に世話はしますよ。でも、それ以外は何もしません」とローランさん。
もぎたてのレモンにナイフを入れ、一切れ食べてみます。
すっぱい顔になると思いきや、ぜんぜん真顔。熟したレモンは香りと甘みが強いらしいです。
マントンでは年間約3トンのレモンが収穫されるとか。
皆さん、どんな風にしてレモンを召し上がるのでしょう?
「焼いた魚と一緒に食べますよ。」
「レモンタルトにしていただきます」
この時期、ビタミンたっぷりのレモンは身体にもいいようです。
そういえば、マントンにはレモン祭りというのがありました。
開催されるのは2月の中旬。今年も楽しいパレードをみせてくれそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、恋人との甘〜いディナーは予想通りうまくいった。ただし、次のことを除けば。ワインのコルク栓がビンの中に落ちてしまったこと。レモン・タルトがつぶれてしまったこと。テーブルのろうそくで私の髪が燃えたこと・・・」
VDM (Vie de merde)より
アレッと思って、carotteさんの一年前のコートダジュールの記事を探したら、「一年経つのは早いですね、」というレモンの記事がありました。ほんとうに一年経つのは早いですね。この感覚は、年と共に加速され、今では、昔の半年前という感じです。
「ハックの法則」というのがありまして、40歳の人の一年は、1/40=0.025, 70歳の人の一年は、1/70=0,0143。つまり、70歳の一年は、0.0143/0.025=0.57。ほぼ、半分の感覚ということになります。冗談ですが、われながら当たっていると思います。5歳の時の一年は、永遠だったと記憶しています。
by huck (2015-01-17 12:24)
熟したレモンは酸っぱくないんですね。どんな感じなんでしょう。なんだか最後のかたのようにtarete au citron 食べたくなっちゃいました。買いに行こう・・。
by yuzuhane (2015-01-17 13:01)
マントンのレモン祭り、春の定番として毎年楽しみにしています。熟したレモンは、酸っぱくないというのはオドロキです。じぶんは、レモンといえば、エビフライですね(笑)
by opas10 (2015-01-18 20:37)
huckさん
「ハックの法則」面白いですね。確かに年をとるごとに一年が早くなります。近頃「ちょっと前」が10年くらい前だったりします。そのうちこれが20年くらい前になってしまうかもしれません。^^;
フランスのニュース番組を紹介し始めて4年ほどになりますが、なんとなくサイクルがわかってきました。この時期になると必ず南仏のレモンの話が登場します。
by carotte (2015-01-31 17:28)
yuzuhaneさん
甘みが強いそうですよ。もぎたてのレモンはどんなお味なんでしょうねえ。レモンタルト美味しそうですね。私も食べたくなってしまいました。^^
by carotte (2015-01-31 17:32)
opas10さん
毎年、この時期になると登場するのがレモン祭りですねえ。マントンと言えばレモン祭り!みたいになってきました。
エビフライ、レモンをきゅっと絞ってタルタルソースで食べると美味しいんですよねえ〜。
by carotte (2015-01-31 17:34)