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聴診器 [トピックニュース]

 白衣を着て、首から聴診器をぶら下げた人といえば・・・お医者さん。


 先日、私も風邪を引いてお世話になりました。


 聴診器をあてられながら「大きく息を吸って〜、吐いて〜」などとやられました。


 病院に行けば、まずはこんなふうに聴診器で体の中を拝見というのが普通。


 ところが、これからはそうではなくなるかもしれないそうです。

Paris_Paris.jpg


 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年1月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 ここはとある病院の診察室。


 お医者さんが持っているのは聴診器ではなく、スマホ大の小型の超音波検査器。


 これを使えば、必要な身体の情報が数秒で収集できます。


 「聴診器も身体の情報を教えてくれますが、超音波検査なら、患者さんの治療に必要な情報をより多く正確に完全な形で手に入れることができます」とお医者さん。


 ということは、聴診器はお払い箱ということ?


 お医者さんとは切っても切れない縁で繋がれている聴診器。


 発明されたのは1816年のことでした。フランス人医師ルネ・ラエンネックが発明したと言われています。


 とは言っても、最初の聴診器は、単に紙を巻いて作った筒だったそうです。


 やがてこれが木製になり、次々と改良が加えられ、現在のような聴診器になりました。


 昔は医者が患者の身体に直に耳をつけて聞いていましたが、それが筒を通して聴くようになり、現在ではこんな感じでお医者さんが使っています。


 考えてみれば、原理は200年前と変わりません。ずいぶんと原始的な道具のような気もします。

 

 お医者さんの話によると、超音波検査器は肺の状態を知るのにとても便利はツールのようです。


 しかし、現代の聴診器は、電池やbluetooth接続機能付きなどがあり、まだまだ活躍を続けているとか。


 電池やbluetoothのついた聴診器とは、どんなものなんでしょう?


 試しにメーカーのサイトを見てみたら、そう単純なものではなさそう。


 高度に洗練され、様々な機能が追加されて、聴診器もいろいろ進化を遂げているようです。そう簡単にはなくならないような・・・。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、6歳になる息子を病院に連れて行った。先生が注射をする段になって、息子が叫び、泣きわめき、暴れ始めた。大人しくさせようと先生が言った。『ママを見てごらん。ぜんぜん怖がってないよ。まずはママに注射してみようね』注射の針を見た私は、気を失った」

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 5

森のノーム

つぶやき、面白いです!
逆効果になりましたね〜ふふふ
楽しい聴診器のお話もありがとうございました♪

by 森のノーム (2015-02-01 11:44) 

carotte

森のノームさん
はい、やぶへびみたいになってしまいました。^^
幾つになっても注射は気持ちのいいものじゃあないですよねえ〜。
by carotte (2015-02-02 00:06) 

opas10

医療器具は、誤診があってはいけないので、原理的に確実なものが重宝されるのでしょうか、200年もあまり変わらないというのはある意味すごいです。その一方で、MRIやらCTやら遠隔手術などは長足の進歩を遂げていて、医療の世界は結構極端ですね。
by opas10 (2015-02-03 00:04) 

carotte

opas10さん
本当に医療の世界は極端ですね。
医療技術の進歩と同じように、聴診器も複雑な機能が追加されながら進化しているようなのですが、お医者さんが耳で患者さんの体の中の音を聞くという原理は変わらない。これが200年も続いてきたとなると、やはり重要な作業の一つなのかもしれませんね。
by carotte (2015-02-05 11:03) 

kazenotomo

つぶやき!最高!!
by kazenotomo (2015-02-13 16:28) 

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