ハムサンド [フランスのグルメ]
昨日あたりからこんな写真がTwitterを賑わせています。
右が元フランス大統領で親日家のジャック・シラクさん。左はお面。
そっくりですね。まるでシラクさんをモデルに彫ったみたい。
しかし、このお面、18世紀末に作られた日本の能面だそうです。「おおべしみ」と呼ばれる面で、天狗の役で使用されるとか。
あまりに似ているのでフランスの皆様方、大笑い。鼻と口元から顎にかけて、見れば見るほど似ています。笑いたくなるのもわかります。
さて、本日もフランスの話題です。
ハムサンドといえばフランスではもっとも人気のあるサンドイッチ。日本で言えばシャケおにぎりみたいなもの。
でもサンドイッチと言っても、あの四角い食パンのサンドイッチではありません。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年3月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
パン屋さんを訪ねると、各種サンドイッチが並んでいました。
フランスでサンドイッチといえば、主に、バゲットに縦にナイフを入れて、そこにいろんなものん挟んだのを指します。
ある調べによると昨年は国内だけで13億万個のハムサンドが売れたとか。
「お昼はレストランに行っている時間がないのでサンドイッチを食べることにしました」と男性。
「ごちゃごちゃと挟んでなくて、シンプルなのがいいんですよ」と別の男性。
ハムサンドはフランス語でジャンボン=ブール(jambon-beurre)と言います。ジャンボンがハムで、ブールはバターのこと。
バターを塗りハムを挟んだのがハムサンドです。サンドイッチ全体の6割がこれです。
しかし、気になるのはそのお値段。平均で2.74ユーロ(370円ほど)。
地域によってばらつきがあり、3.10〜3.18ユーロ、または2.36ユーロだったりします。
もちろん使っている素材の質が違うので簡単に値段だけで判断するわけにはいきません。
パリのとあるパン屋さんでは生ハムを挟んでいました。
フランスのサンドイッチは割に量があるので、水を飲みながらかじっているとお腹いっぱいになるのでした。そしてアゴが鍛えられること間違いなしです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、レジ係をしていると、70年代から突然現れたヒッピーのようなお客がサンドイッチを手にやってきて言った。『代金は、愛で払いたいんだけど』」
VDM (Vie de merde)より
「おおべしみ」、スゴいですね~フランス人ならずとも爆笑ものです。そしてフランスのハムサンド、日本のハムサンドとはずいぶん違いますね。ハムも塩分が強そうなので水は必須ですし、確かにアゴが鍛えられそうです(笑)。
by opas10 (2015-03-07 16:42)
opas10さん
こんなものをよく探し出してきて並べたもんだと思うとさらに可笑しさがこみ上げてきます。日本でハムサンドと言えば、柔らかな四角いパンにハムが挟んであってパクパク食べる感じですが、フランスは「かじる」感じです。フランス人の顎は絶対に日本人より頑丈にできてますよ^^
by carotte (2015-03-14 12:36)