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レモン祭りとその後 [コート・ダジュール地方]

 当ブログでは主にフランスのTV番組の中から面白いと思ったものを紹介していますが、こんな映像がネット上に公開されていました。



 スウェーデンの朝のテレビ番組の一コマ。


 言葉はわからなくても状況は十分にわかります。あやうくスタジオが火事になるところでした。


 さて、毎年この時期の恒例となったマントンのレモン祭り。


 2月下旬に始まり、今週の水曜日に無事終了しました。そのパレードに興味のある方は→こちら


 今年のテーマは「中国」。鮮やかな色のオレンジやレモンでできたドラゴンやヤギが登場しました。


 中国では今年の干支はヤギだそうです。どうも中国ではヤジも羊も同じくくりのような・・・。


 これだけ大きなものをオレンジとレモンで作るのは大変ですね。


 今年で82回目のレモン祭り。この地に根を下ろした伝統のお祭りになっているようです。


 そして、レモン祭りが終わった今、後片付けが始まりました。あのたくさんのオレンジとレモンはどうなるのでしょう?

Paris_Menton.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年3月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが原因のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 飾り付けの残る公園の入り口には長い列ができていました。


 「40キロのレモンと12キロのオレンジを買いました。家族や親戚に配ります」と男性。


 なんとお祭りで使われたレモンとオレンジ、一キロあたり0.50ユーロで販売されているのです。


 10キロ買っても5ユーロ(約700円)ぽっきり。長い列ができるのも当たり前ですね。


 「並び始めてかれこれ1時間になります。ちょっとずつですが進んでますよ。のんびり待ちますよ」と男性。


 皆さんに買ってもらうためには、こうして解体作業も急がなくてはなりません。


 傷んだレモンやオレンジは捨てられてしまいますが、そのほかは全部販売されます。


 「ジャムにしますよ。それにブルターニュ地方の知り合いにも送りたいです」と女性。


 倹約家のフランスの皆様方、こういうのは嬉々として参加されます。


 お祭りの間公園に飾られていたお花も安く販売されます。家の窓に飾れば一足早い春を感じられるかもしれません。


 それにしてもこのドラゴンの像、大作でしたね。解体するのがもったいないくらいです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、マラソンに参加した。チェックポイントでボランティアが液体の入ったコップをくれたので、水だとばかり思い込んで頭からかぶった・・・。コップの中身はオレンジジュースだった」

 

VDM (Vie de merde)より



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