2015年パリで一番おいしいバゲット [パリ]
欧州は今日から夏時間に変わりました。日本との時差は、英国が8時間、大陸の諸国が7時間となりました。
桜も咲いて、本当に冬とさよならです。
さて、この時期に登場する恒例の話題といえば、「パリで一番おいしいバゲット」。
本年度も厳しい審査を通過して優勝したパン屋さんがいます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年3月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはパリ18区アベス通りにあるパン屋さんグルニエ・ア・パン(Grenier à pain)。
ちょうどバゲットが焼きあがる時間でした。
これが今年の「パリで一番おいしいバゲット」です。パリっと音がして、中は蜂の巣状。
「中は柔らかくでふわふわなんですが、それとは対照的に外側はカリッとしてるんです」と女性客。
「うちの夫はここのバゲットしか食べないんですよ」と別の女性。
「タルティーヌにして食べるのが一番おいしいよ」と男性。
タルティーヌとは、バゲットを縦に半分に切って、バターをたっぶり塗ったものを言います。
このバゲットを作っているのが、セネガルから移住してきたボディアンさん、38歳。
実はこの方、すでに2010年に優勝した経験があります。
サルコジさんが主だったエリゼ宮に一年間このバゲットを納入しました。
今年もまた一年間、納入しつづけることになります。今度はオランドさんに食べてもらうことができます。
「大統領をはじめ、外国からやってくるお客様にも食べてもらえるのですから大変な名誉なんです」とボディアンさん。
1本1.15ユーロのこのバゲット、毎日15本をエリゼ宮に納品します。
おいしいバゲットを作るための秘密は特にないそうですが、小さい頃から父親が作っているのをそばで見て、同じようなやり方で作っているのだそうです。
ボディアンさん、優勝も2回目となると単なる偶然ではないですね。確かに本物です。
パリに行く機会があったらぜひとも購入して食べてみたいものです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、一軒しか空いてないパン屋のバゲットがまずいので、『あまり焼きすぎてないのをください』と言う代わりに『あまり不味すぎないのをください』と言ってしまった」
VDM (Vie de merde)より
毎年恒例のネタ、二回も選ばれるのだから、相当美味しいのでしょうね。これは是非食べてみたいです!あわせて幻のゴールデンチョコパンも作ってくれたら(笑)
by opas10 (2015-03-29 17:30)
opas10さん
はい、この時期になるとこの話題が必ず登場します。
受賞も2回目となると、間違いなく美味しいバゲットですよ。
そういえばゴールデンチョコパンなんてのがありましたっけ。
食べたくなってきました ^^
by carotte (2015-03-29 23:46)