シープドッグの運命は? [トピックニュース]
オイルショックが原因で始まったという夏時間。3月には1時間早くなり、10月には1時間遅くなります。
朝が早くなればエネルギーが節約でき、大きな経済効果を得られるというわけです。
こうして40年もの長きにわたって夏時間が実施され続けてきました。
しかし、ほんとにエネルギーの節約になってるの?という声がしだいに大きくなっているとか。
フランス人の58%が夏時間に反対で、66%がエネルギーの節約に懐疑的だそうです。
そして、時間を1時間進めたり遅くしたりすることで、生活のリズムがくずれ、不眠症をわずらったり、仕事に集中できないなどの症状を訴える人もおり、どれだけの経済効果があるのか疑わしいと言うという人まで出てきました。
そんな声を受けて、環境省のセゴレーヌ・ロワイヤルは、実際どれだけの効果があるのか再調査すると言い出しました。
事と次第によっては夏時間がなくなってしまう可能性もなきにしもあらず。
しかし、40年も続いてきた習慣を変えるというのも、これまた大変なことです。
一体どのような結末になるのやら・・・。
それはさておき、本日の話題は、様々な局面で活躍が期待されている小型無人飛行機のドローンです。
アイルランドのとある羊牧場。ドローンはついにこんなことができるようになってしまいました。

下記ウィンドウの▸をクリックしてご覧下さい。(2015年3月27日にYourTubeで公開)
これなら羊の群れ全体を見渡すこともできて、一石二鳥ですね。
シープドッグなんてもう要らない!なんてことになりそうな・・・。
でも、私が羊だったらドローンよりシープドッグに追い回される方がずっといいような気がします。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、いとこの子守をした。お昼寝の時間になってもなかなか寝ないので、高原に羊がいるところを思い浮かべて、羊の数を数えてごらんと言った。しばらくしていとこが言った。『ねえ、牛が見えたら、牛も数えていいの?』」
VDM (Vie de merde)より
サマータイムたった一時間の差でも変わり際の時なんか違和感があるそうです。ついこの前、そんなこと言ってました。でもなくしてしまうというのもまた長年の習慣でどうなんでしょうね。
by yuzuhane (2015-04-02 14:25)
yuzuhaneさん
40年も続けてきたんですもんね。やめるというのもそれはそれで大変そうです。でも58%の人が反対してるとなると、考え直すことも必要かも・・・。夏なんかただでさえ日が長くなるのに、1時間早くなるからさらに日が長くなります。
by carotte (2015-04-04 10:35)
どうせ追われるならドローンよりもシープドックの方がいいですね。機械に追われるとストレスで円形脱毛症の羊が出そうです(笑)
by opas10 (2015-04-11 22:59)
opas10さん
やっぱりシープドッグの方がいいですよねえ〜。友達にもなれそうですし。
ドローンって、ハエみたいにブンブン音がするんですよね?そんなのに追い回された日にゃほんとストレスたまります。円形脱毛・・・(爆)
by carotte (2015-04-15 14:36)