謎の物体

　買い物のついでに近所の公園に寄ったら、こんなベンチがありました。

 

 

　背もたれにプチプチがあります。つまり、腰掛けて背もたれによりかかると・・・指圧してもらえるベンチなのでした。

 

　試しにやってみたら、痛た気持ちいい〜、でした。

 

　この公園にはこんなものや、

 

 (台座が回転するので、座って腰をひねる運動ができます）

 

こんなもの、

 

 （足をひっかけて腹筋運動） 

 

そしてこんなものも設置してあります。

 

 （立って上半身をひねる）

 

　それはさておき、本日の話題は謎の物体です。

 

　表面が凸凹のこの物体。高さは30センチ、幅21センチ。

 

　35,000ユーロでオークションにかけられました。

 

　石？それともアート作品？いえいえ、これは・・・

　下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。（フランスのTV局TF1で2015年4月30日に放送）

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

Qu'est-ce qui mesure 30cm de haut, 21cm de large et est mis aux enchères à 35.000 euros ? sur WAT.tv

　世界で一番大きな鳥の卵だそうです。

 

　鳥と言っても、17世紀頃までアフリカのマダガスカル島にいたエピオルニスという鳥で、今はもう絶滅していまいました。

 

　フランス語では別称と“象鳥（oiseaux-éléphants）”というそうです。

 

　その名にふさわしく背丈は３メートル、体重は450キロもあったとか。

 

　ダチョウに似た姿をしていたようです。→こちら。

 

　それにしても卵のフォルムの美しいこと。手付かずで状態がいいので価値が高いそうです。

 

　「卵がこのような状態で発見されるのは珍しいことです。マダガスカル島に入植した人間の焚き火の跡にばらばらに割れて発見されることが多いのです。それはつまり、人間がこの卵を食べていたということになります。そのため、象鳥は絶滅したと思われます」と関係者の方。

 

　この卵、中はどうなっているのかなと少し気になります。

 

 

 

＊＊＊＊＊＊＊＊　フランス人のつぶやき　＊＊＊＊＊＊＊

 

「今日は復活際。義理の弟の卵探しにちょっとひねりを入れようと、義理の母が卵の一つを“ドラゴンの眠る洞窟”に隠した。ドラゴンが誰だか、わかるよね？」

 

VDM (Vie de merde)より

タグ：象鳥 マダガスカル島 巨大卵

コメント 2

入植した人間に卵を食べ尽くされちゃって絶滅しちゃたんですね、象鳥。ということは、卵がよほど美味だったのか、それともあまり卵を産まない鳥だったのか！？
by opas10 (2015-05-06 23:05) 

opas10さん
ひょっとしてカメみたいにぽこぽこ卵は産まなかったのかもしれません。一シーズンに１個だけとか。そんな卵を食べられてしまったら、そりゃ絶滅もしますよね〜。
by carotte (2015-05-13 00:12)