アーティチョークの収穫 [ブルターニュ地方]
パリ郊外のローランギャロスでは、連日熱い戦いが続いているようです。
錦織選手、16強入り。この調子で、ぜひとも決勝まで進んでいって欲しいものです。
がんばれ〜!
さて、フランス西部ブルターユ地方のフィニステール県では、アーティチョークの収穫が始まりました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年5月29日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
町の市場には数日前からアーティチョークが並び始めました。
お値段は・・・一株1ユーロ???
「妻が美味しく料理してくれますから問題ないですよ」と男性客。
こちらがアーティチョーク畑。
こういうのを「実がなる」というのかどうかわかりませんが、たくさんのアーティチョークが実をつけています。
なんかちょっとシュールな風景。
収穫方法もなかなか豪快です。トラックの荷台に放り投げてます。
フランスのアーティチョークの90%がこの地域で生産されているそうです。
「重さにすると600グラムくらいの熟したものだけを収穫します」とアンヌ=マリーさん。
畑の中をトラックの走る速さに合わせて歩きながら、熟したものだけを刈り取る作業もなかなか大変です。
これがちょうど食べ頃のアーティチョーク。
「いい天候が続きましたし、霜が降りることもありませんでしたから、よく育ちました」
さて、アーティチョークの食べ方ですが、まずは茎の部分を切り取ります。
アンヌ=マリーさんの作り方はシンンプル。
圧力鍋にアーティチョークと水+塩を入れ、10分ほど茹でます。
獲れたては柔らかいので火の通りも早いそうです。10分後にはこんなに簡単にはがれるようになります。
芯は食べないので取り除きます。そこにソースを投入。
このソースに浸しながらガクのような、葉っぱのような部分だけをいただきます。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、兄が妙な目つきで「これはなに?」と母に訊いた。すると母が言った。「アーティチョークよ」27歳にもなるのにアーティチョークを知らないとは・・・」
VDM (Vie de merde)より
アーティチョークの収穫の仕方が結構雑だったのが意外でした。傷みやすそうなイメージがあったのですが、生だと固いのですね。
by opas10 (2015-06-02 23:20)
opas10さん
花のような感じなので、もう少し丁寧な扱いをするのかと思っていたら、トラックと競争しながら、放り投げてました。あの花びらのようなものは、かなり固いみたいです。
by carotte (2015-06-06 12:29)