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エルミオヌ号入港 [トピックニュース]

 昨日、ローソンの100円ショップで買い物をしているとフランス語が聞こえてきました。


 どうやらフランス人の若いカップルのようです。


 二人は一通り買い物をすませお店を出て行ったのですが、女性だけが戻ってきて一品追加の買い物をしていきました。


 彼女がレジで会計をすませようとすると消費税分の8円が足りなかった。


 そこでお店の外にいた男性に向かって「8サンチームくれ」と言ったのです。


 二人の間では、5円玉や1円玉はサンチームの範疇らしい。面白いですね。


 さて、エルミオヌ号が約1ヶ月半の航海を経てアメリカ大陸に到着しました。そして先週の金曜日に最初の寄港地、バージニア州のヨークタウンに入港しました。


America_YorkTown1.jpg

 

 


 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2015年6月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 霧の中に見えてきたエルミオヌ号。


 港ではカメラや双眼鏡を手に人々が入港を待っていました。


 エルミオヌ号は、お祝いに21発の空砲をならします。


 こうしてみると大きな船だということがよくわかります。軽く10階建てのビルくらいはありそうです。


 「港に入ってくるところを見て感動しました」と、18世紀当時の衣装を身にまとったアメリカ人男性。


 「フランスの支援がなかったら独立戦争に勝利できなかったでしょう。メルシー!」と、こちらも当時の衣装のアメリカ人女性。


 港にはフランス人もおおぜい集まっていました。


 「1780年頃の雰囲気が少し味わえますね」


 港では鼓笛隊の演奏で歓迎です。エルミオヌ号は、全員がデッキに集まり歌で答えます。


 いよいよ上陸です。


 「未知なる大陸に到着したという気分です。足の下には地面があるんですよね。アメリカの土です」と乗組員の女性。


 1776年にラファイエットがアメリカに渡ったのとそっくり同じ方法でアメリカまでやってきたのですから、乗組員の皆さんは感慨もひとしおでしょう。


 お互いに抱き合って喜びを分かち合っていました。


 ラファイエットが到着した当時、ジョージ・ワシントンが「ボンジュール、私の友人」と言って出迎えたそうです。


 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、アメリカ人の文通相手がうちにやってきて2週間になるが、今日、初めて彼女がシャワーを浴びた[がく~(落胆した顔)]

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

そのカップル、よもやすぐそばにフランス語の堪能な日本人がいるとは思いもしなかったでしょう(笑)。エルミオヌ号、ついに到着しましたか。出帆したのはまだ寒さの残る時期でしたね。
by opas10 (2015-06-21 16:01) 

carotte

opas10さん
このカップル、レジの人に「アリガトゴザイマス」って言ってました。近頃、本当に外国人が増えました。
はい、エルミオヌ号、まだ寒い時期にフランスを出発したのでした。今はアメリカの東海岸の港町を順に訪問しているらしいです。
by carotte (2015-06-28 15:12) 

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