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テラスで頂く夏のご馳走 その2 [フランスの郷土料理]

 ギリシャの債務問題、合意どころか決裂してしまいそうになってきました。

 

 思わず、国民投票なんかしてる場合じゃないだろう!と言いたくなってきます。

 

 余計なお世話かもしれませんが、EUの提案をさっさと受け入れて融資してもらったほうがいいです。

 

 それはさておき、本日は、夏の料理シリーズの二回目です。

 

 フランス中西部トゥーレーヌ地方の郷土料理を紹介しましょう。 

 Paris_CrissaysurM.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年6月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 トゥーレーヌ地方の小さな村クリセ=シュル=マンス(Crissay-sur-Manse)は「フランスで最も美しい村」の一つ。


 15世紀から16世紀に建てられた家々が中世の趣を残しています。


 そんな村にあるオーベルジュのシェフが夏に良く出す料理が「グルメのサラダ」。


 トゥーレーヌ地方の特産品が集められた一皿です。


 「まずは山羊のチーズでサント=モール・ドゥ・トゥーレーヌ(Sainte-Maure de Touraine)。次に、リヨン(Rillons)。この地方の郷土料理です。そしてこれがリエット・ドゥ・トゥール(Rillettes de Tours)です」


 リヨンは、豚ばら肉をさっと炒めたのち、コンフィしたもの(コンフィとは低温の溶かした脂肪で煮ること)。


 リエット・ドゥ・トゥールは豚肉を細かく刻み、溶かした低温の脂肪で煮てドロドロに混ぜ固めたもの。


 これらを見栄え良くお皿にのせていきます。


 最後にサイコロ状に切ったパン・デピスを盛りつけたらできあがり。


 「新鮮で、食べたいものが全部つまってます」とテラス席でお食事中のお客様。


 目の前には、車の往来もほとんどなさそうな静かな田舎の風景が広がります。


 「古い石造りの家々の並ぶ小さな村はほっとしますね」と別のお客様。


 シンプルな料理ですが、この地方のグルメを堪能するには最適なようです。

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、テラス席にすわってアイスティーを注文したのに、なまあったかい紅茶が出てきた。お店の人を呼ぶと、確かめるかのように人差し指を紅茶の中に入れるといった。『確かに冷えてないわ。ちょっと待ってて、今すぐ氷を持ってくるから』」

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

国民投票なんて愚策に走るギリシャの首相は、責任逃れをしているとしか思えないです。
静かな村で、素朴な食事を楽しむ。まさにスローフードですね~。
by opas10 (2015-06-30 23:06) 

carotte

opas10さん
今のギリシャの首相は、国民の不満を上手に集めて当選したようなものなので、長持ちするとは思えませんが、なんかいろんな手を使って命を永らえるかもしれません。あまり好きにはなれませんけど。
by carotte (2015-07-05 16:19) 

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