ギリシャの楽園 [ギリシャ]
アルザス地方の都市ストラスブールにあるノートルダム大聖堂(またはストラスブール大聖堂)。今年で建立1000年を迎えます。
それを祝って、大聖堂のファサードをスクリーンにして音と光のショーが開催されているそうです。
その映像に興味のある方は→こちら。
美しいですね。大聖堂ができるまでの歴史をプロジェクションマッピングで表現しているのだそうです。
さて、ギリシャのチプラス首相、EUの提案とそっくりの対案を提出したとか。
こうなると何のための国民投票だったのか・・・不可解ですね。国民の中には裏切られたと感じている人が多数いるそうです。
そんな国の状況をよそに、これまでと変わらぬ生活を続けているエーゲ海の島があるそうです。
それは、日本の映像にもよく登場するサントリーニ島。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2015年7月10日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
昨日は地中海でしたが、今日はエーゲ海です。
ここはサントリーニ島。
結婚10周年のお祝いにやってきたのは中国人のカップル。
「ここは政治の問題なんてまるで感じられません。別世界にいるみたいです」と女性。
この大変な時期によくぞギリシャを選んだという感じですが、問題はなさそうです。
ATMに列を作る人もいなければ、開店休業のようなお店もありません。
「いつものように注文が来ますから、いつものように届けてるだけです」と配達の方。
なにしろこれだけの観光客が毎日やってきます。忙しいはずですね。
観光客の皆さんは現金を持ってやってくるようです。
「現金を少し持ってきました。カードで払おうとすると現金がいいって言われるんです。現金だったら割引してもらえますしね」と男性ツーリスト。
さすがに美しい島ですね。風景が絵になります。
「向こうに見えるのが火山です」とホテルの方。
「観光客は一年中やってきます。アテネとは状況が違います。ホテルの予約は2016年までいっぱいです」
このホテル、一泊500ユーロ(約7万円)という豪華ホテル。
お泊りになるお客様はそれなりの方々のようです。
袋小路のアテネとは異なり、ここはまだまだ開発が進んでいるようです。
リフォーム業者は、工事中の物件がまだいくつも残っているそうです。
「次から次へと仕事が入ってきます。その分きちんと支払ってもらってますから、すべて順調です」
島の住人にとってユーロ圏からの離脱などとんでもないでしょうね。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、数ヶ月後にレユニオン島にバカンスを過ごしに行くとお隣さんに話したら、自分もずっと前から行ってみたいと思っていたという。冗談で、一緒んにくるかい?と言ったら、あっという間に航空券を買ってしまった」
VDM (Vie de merde)より
観光産業や不動産業は、国内景気が悪化したら真っ先に影響を受けるものですが、さすが国際的な観光地には全く関係ないようですね。グローバリズムの流れでは、通貨安になった方が、海外からの観光客や投資家には都合がよいのかもしれません。
by opas10 (2015-07-26 20:58)
opas10さん
ギリシャの観光資源は盤石なようです。エーゲ海の島々に加えて本土には世界中の教科書に登場する遺跡が残ってますから、人々をひきつけるんでしょうね。でも、この感じからすると、税金を取りっぱぐれているリスクも大きいような・・・。
by carotte (2015-08-02 14:04)