ゴッホ没後125周年 [トピックニュース]
昨日は当ブログへのアクセス数が急増したので何事かと思ったら、皆さん、以前に書いたレユニオン島の記事をご覧になっていたようです。
昨年3月に不明となったマレーシア航空機と思しき飛行機の残骸がレユニオン島でみつかったというニュースを聞いて、レユニオン島っていったいどんなとこだ?となったのでしょうね。
現在のレユニオン島、火山が噴火したらいしです。
さて、今週の水曜日、7月29日はゴッホがなくなってちょうど125周年に当たりました。
そこで、ゴッホが亡くなったパリ郊外の村オヴェール=シュル=オワーズ(Auvers-sur-Oise)では記念の催し物が行われたようです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2015年7月30日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
125周年のこの日、ゴッホの死亡を記録した公文書が初めて公開されました。
そして、ゴッホの弟テオのひ孫に当たる方々が、ゴッホが宿泊していたラヴー旅館(Auberge Ravoux)を訪ねました。
ここがゴッホの部屋だった場所です。
「ここへきて公文書を見せていただき大変感動しました。私たちの知らなかったことが書かれてありましたからね」とひ孫の男性。
「やっと作品が認められ始めた頃に、若くしてなくなってしまったことは残念です。生きていたら、これだけ人気になっていることをとても喜んだでしょう」と女性のひ孫。
ピストルで自殺を図って2日後に、ゴッホはここで亡くなりました。
パリからかけつけた弟のテオが最後を看取ったそうです。
このラヴー旅館は、ゴッホの博物館として観光の名所になっています。
そして、アムステルダムのゴッホ美術館の代表者の方々も出席して、出版されたばかりのゴッホの書籍Le Grand atlas de Van Goghの周知活動に励んでいました。
ゴッホは、オヴェール=シュル=オワーズに70日間滞在し、80点ほどの作品を描いているそうです。
そして、村の墓地に兄弟仲良く並んで埋葬されています。
この日はゴッホとつながりのあるヒマワリの花束がお墓に供えられました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、うちの弟が、買ったばかりのネズミ取り機に貼り付けてあった、商品名が書かれたシールをはがした。弟いわく『はがさないと、ネズミもネズミ取り機だってわかっちゃうだろう』」
VDM (Vie de merde)より
ゴッホほど、存命中と死後とで評価が異なる画家はいませんね、でもその落差がまた評価を上げる原因だったりもします。
by opas10 (2015-08-15 22:09)
opas10さん
存命中は買ってくれる人もなかったのに、今では数十億で売買されてますからねえ〜。落差が激しいです。生きているうちに認められていたらどんな人生になってたんでしょう。
by carotte (2015-08-23 21:31)