世界を巡る旅 その1 [その他の国]
今日から、フランス以外の五カ国を巡る旅シリーズを紹介します。
第一回目の今日は、アメリカのフロリダ州にある列島フロリダキーズ(Florida Keys)を訪ねます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年8月3日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フロリダ半島に一番近い キー・ラーゴ島から列島の南西端にあるキーウエストまで島々をつなぎながら走る全長173キロのハイウェイ。
1928年までは船で移動するしかなかったのが、今ではこうして車で走り抜けることができます。
「ハイウェイには島と島をつなぐ橋が42本あります。かつては漁業が列島の経済をささえていましたが、これができてからは観光が第一の産業になりました」
フロリダ半島と陸続きになったおかげでたくさんの人が休暇を過ごしにやってくるようです。
「昔は船で移動していました。しかし天候が悪いとキー・ラーゴ島からキーウェストまで2週間もかかってしまったんです」
列島を結ぶ橋の中で最も長い橋セブンマイル橋の先にある島がバイーヤ・ホンダ・キー。
ここには列島の中でも唯一、天然のビーチがあります。
「皆さんここで楽しんでます。海の水も透明できれいですからね。近くには珊瑚礁もあります」と関係者の方。
ここからさらにハイウェイを車で飛ばすと、なにやらコロニアルな建物が見えてきます。
ここがキーウェスト。
ここは国道1号線の最南端でゼロ地点。最北端は3,813キロ先のカナダとの国境にあるそうです。
キーウェストはアメリカと言えどもカリブ海の島のよう。90マイル先にはキューバがあります。
コロニアル風の建物は19世紀のスペイン風でもありフランス風でもあります。
一番有名な建物がこちら。ヘミングウェイの住まいだった建物です。
ヘミングウェイは1938年までの8年間をここで暮らしました。
「この下、階段を降りたところに離れがあります。ヘミングウェイは毎朝6時に起きて、離れで500〜700ワードを書いていました。毎日そうやってすごしていたのです」とガイドの方。
離れの中は書斎になっていました。ここで幾つかの傑作が生まれました。
毎日こうして数百人の見学者がおとずれるそうです。
寝室のベッドの上の猫は、かつてヘミングウェイーが飼っていた猫の子孫。
どうりで大勢の見学者にもひるまず、我が家のように泰然とした顔で寝そべっています。
のんびりした町のようですが、時には自然の脅威にさらされることもあります。
「2013年5月には街全体が浸水してしまいました。こちらの建物ですが、このくらいの時もあれば、こんなところまで水が上がってきたこともありました」
海抜が低いために海や天候の影響を受けやすいようです。
とは言うものの、自然に恵まれた列島だけあって、こんなに美しい夕日を目にすることができます。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、アメリカを旅行中に、あるアメリカ人に自分がフランス人だということを説明すると彼が真顔で言った。『ということは、君はフランス語を流暢に話せるんだね』」
VDM (Vie de merde)より
ここは、まさに絵に書いたような景色!人生一度は見てみたいものです。
by opas10 (2015-08-26 22:56)
opas10さん
キーウェストは話しには聞いていましたが、この映像でどんなところなのかやっと分かりました。アメリカはやはり広いですね。
by carotte (2015-09-01 15:35)