究極のキャンプ [ローヌ=アルプ地方]
フランスでは、ほとんどの人たちが夏のバカンスを終え、新学年の準備や職場への復帰が始まりました。
しかし、まだまだバカンスを楽しむという人もまだ残っています。
フランス東部のアヌシー(Annecy)では、そんな人たちのために涼しげなアトラクションが用意されているそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年8月17日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
アヌシー湖の周りにある山々。ハイキングを楽しむには最適の場所です。
ちょっと急な山道を登ると岩山の頂上に出ます。ここはアヌシー湖の東側にそびえるコントルバンディエ峠。
眼下にターコイズブルーの水をたたえる湖と湖畔の町が見渡せます。
「この岩山にはホテルなんてありませんからねえ。だから結局こうなるんです」と意味深なことをおっしゃる男性。
その直後、ハイカーの皆さん、ヘルメットをかぶりロープをしっかり握り締めて絶壁を降り始めました。
目的の場所は、岩山の途中に設置された休憩所。今晩はここにお泊りだそうです。
眺めは良さそうですが、ちょっと・・・怖い。
突風に煽られたら飛んで行ってしまいそうな・・・。
この休憩所、ポータレッジ(portalege)と呼ばれています。
ロッククライマーが長時間を崖ですごすために開発された携帯用の崖に吊るす簡易テントだそうです。
「初めは理解するのに時間がかかりますが、安全な設備だということが分かったのでぜんぜん大丈夫です」と男性。
夕日が向かいの山に沈む頃、ポータレッジでは夕食の準備。
今晩のご馳走はチーズフォンデュだとか。
「崖に吊るされて食事をするなんて生まれて初めてですよ」と男性。
お腹いっぱいになったら、星空の下、寝袋に入ってお休みの時間です。
こんなところでよく眠れるもんですねえ〜。ちょっとでも寝返りを打とうものなら真っ逆さまに落ちていきそうな・・・。
無事一夜を明かした皆様方。
「自宅のベッドで寝るのと同じというわけにはいきませんが、素晴らしかったです」
「流星を見ましたよ。夢の中にいるようでした」
試してみたいような、みたくないような・・・。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、家族でキャンプ場に着いたら、受付で素敵な箱に入ったプレゼントをくれた。息子が大喜びして箱を開けると、中に入っていたのは・・・トイレットペーパーだった」
VDM (Vie de merde)より
確かに眺めはいいですし、自然の中で静かに過ごすには最適で、マイナスイオン吸収しまくりではありますが、、、、、高所恐怖症には無理です~!
by opas10 (2015-08-29 13:13)
opas10さん
都会の明かりのない自然に囲まれた場所で過ごすのは特別の感覚があるでしょうけど、これは高いところが平気じゃないと絶対無理ですね!
by carotte (2015-09-01 15:57)