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イチジク [フランスのグルメ]

 やっと晴れ間がのぞきました。

 

 しかし、日差しが戻ると一緒に暑さも戻ってきます。

 

 一頃の酷暑に比べるとずっとましですが、湿度が高い分、蒸し蒸しして、あまり気持ちよくないですね。

 

 早いとこ上着の必要な、枯葉舞う秋になって欲しいものです。

 

 さて、今日は、前回お話しした南仏の町ソリエス=ポンのイチジクの収穫の様子をご覧いただきましょう。

 

Paris_Sollies.jpg


 


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年9月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 4ヘクタールもある果樹園。

 

 ちょうどいい感じに熟したイチジクが収穫の時を迎えています。

 

 「鮮やかな紫色のイチジクを収穫していきます」とオーナーのグレゴワールさん。

 

 海と山に囲まれ、太陽の日差しがたっぷりのソリエス=ポンは、中世の頃からイチジクの産地として知られていました。

 

 獲れたてのイチジクのお味はいかがでしょう?

 

 「う〜ん、美味しいですね。赤いフルーツの凝縮された味がします」とグレゴワールさん。

 

 こりゃ美味しそうですね。食べたい!

 

 昔、田舎の家に大きなイチジクの木があって毎年甘い実をつけてくれたのを思い出します。

 

 そしてアリを追い払いながら実をもいで食べたものでした。

 

 ソリエス=ポンのイチジクの実は、こうして協同組合の工場に集められ、磨きをかけられ箱に詰められます。

 

 収穫量は毎年1,000トンにもなるそうです。この地域の一大産業です。

 

 ヴィオレット・ドゥ・ソリエスという名前の通り、濃い紫色をしていますね。

 

 「生産者は120軒です。直接または間接的に働く人は600人ほどになります」

 

 もぎたてのイチジクを手に入れたのはパティシエのヴィルフリードさん。

 

 さっそくタルトを作り始めました。

 

 生地の上にアーモンドクリームを塗り、その上にスライスしたイチジクをたっぷりのせたらオーブンの中へ。

 

 「イチジクの紫色がきれいですね。砂糖はつかっていませんよ。これで十分おいしくいただけます」

 

 イチジクのタルト、紅茶と一緒にいただきたいです。


 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、太陽の日差しでプロポーズされた。つまり、私の彼は、紙で文字を作り、それをお腹に乗せて2時間ほど日光浴。するとお腹の上に『僕と結婚してくれませんか?』の文字が浮き上がった、というわけだ」

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

「イチジク」といえば、果物よりも先にカ〇チ〇ウを連想してしまう自分って・・・(笑)
by opas10 (2015-09-10 23:18) 

carotte

opas10さん
そうくると思ってたんですよお〜。^^ 形がねえ、そういう形してますから。うまいこと名前つけましたよね。
by carotte (2015-09-22 10:32) 

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