シュノンソー城 その2 [サントル・ロワール地方]
緑に囲まれたシュノンソー城。
地図で見ても、お城の周りには優にその100倍はありそうな広い庭と森が広がっています。
庭と森があってこそのお城。シリーズの2回目をご覧ください。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2015年10月6日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
歴代の城主が女性ということもあって、庭園には美しい花が咲いています。
主な庭園は2つ。“ディアーヌの庭”と“カトリーヌ・ドゥ・メディシスの庭”です。
その庭を手入れしているのがアメリカ人のニコラスさんです。
「この花はここ独特の花です。茎がとても硬くて長いですね。花はしっかりとした色合いをしています。この庭で生まれた花です」
ニコラスさん、見学の方と会話を交わすこともたびたびだそうです。英語訛りのフランス語でがんばっています。
「目の保養になるわ」と見学の女性。
「こんなに素晴らしい庭を作るなんていい仕事してますね」と男性。
お城のここかしこに飾ってある花は、すべてお城の庭で育った花です。
ゴージャスで気品のあるシュノンソーのイメージにふさわしいお花ばかり。
さて、前回、ガイドのクレールさんが約束してくれた場所をいよいよ案内してくれます。
一般の見学者には公開されてない場所です。
階段をどんどんおりていくと・・・扉が2つ。
右の扉をあけると、そこは礼拝堂でした。
かつてカトリーヌ・ドゥ・メディシスはこのトリビューンと呼ばれる高い席でミサに出席しました。
自分の部屋から直接ここに来られるように作られています。
先ほど見た2つの扉のうち左側のがその部屋に続く扉のようです。
この礼拝堂、フランス革命の時には城主だったデュパン夫人が暖房に使う薪を貯蔵する倉庫として使ったため破壊を免れたそうです。
「ここに薪を並べて、宗教的なものを全ておおい隠したのです」とクレールさん。
一日が終わり、夜の闇に浮かび上がるシュノンソー。美しいですね・・・。
夜があけるとともに活動を開始するのがミツバチたちです。お城の森の中では養蜂が行われています。
そう言われると、あれだけたくさんの花が咲いているんですから、きっと美味しい蜜もたくさん取れることでしょう。
養蜂家のティエリーさんは2週間に一回、こうしてミツバチたちの様子を確認することにしています。
お城の中だけではなく、ここにも女王がいたのですね。
ティエリーさんたちがミツバチの世話をしているところに、修復を担当している女性二人がやってきました。
蜜蝋をもらいにきたのだそうです。
次回へ続く。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、娘がハチミツを探して台所をうろうろしていた。夫も私も寝室のナイトテーブルの上にあるとは言い出せなかった」
VDM (Vie de merde)より
お城の蜂蜜はどんな味がするのでしょうか。
ひと舐めしたら、メルシーボクーです。
by kiki (2015-10-21 15:14)
kikiさん
蜂蜜の味、気になりますよねえ。
食べてみたいですね。
by carotte (2015-10-21 16:37)
蜂蜜つながりの今回のフランス人のつぶやきは、もしや未成年禁止モードのネタですか?(笑)
by opas10 (2015-11-01 21:29)
opas10さん
へへへ、今回のつぶやき、いかにもフランス風ですよねえ〜。このくらいまでなら載せてもいいかなと思いまして・・・。
by carotte (2015-11-03 11:10)