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シュノンソー城 その4 [サントル・ロワール地方]

 敷地の中にはレストランもあるシュノンソー城。美しいお城を見学した後は、美味しいご馳走が食べられそうです。

 

 シリーズの四回目をご覧ください。

Paris_Chenonceau.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2015年10月8日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 

 カゴを抱えたシェフのクリストフさんが向かった野菜畑では、様々なものが栽培されていました。

 

 皆さんが試食していたのはパイナップルトマト。黄色いトマトです。どんなお味なんでしょう?

 

 他にもいろんな種類のトマトが育てられているようです。

 

 「畑の野菜を収穫にきました。料理に使うんですよ。お昼のメニューに出しますよ」とシェフ。

 

 シェフは毎日ここにやってきては様々な食材を手に入れているようです。その中にはこんなきれいなお花も含まれます。

 

 カゴがいっぱいになったところで厨房へ。

 

 厨房ではすでにスタッフが料理の準備を始めていました。

 

 今日のランチは、トゥール地方の豚ロワ・ローズのフィレと、かわめんたい(魚)のアーティチョーク添え。

 

 前菜には、モッツァレラチーズと4種類のトマトと2種類のバジルの盛り合わせ。ソースはピストゥを使っているそうです。

 

 ピストゥと言えばプロヴァンス地方のソース。バジル、にんにく、オリーブ油、塩で作ったソースです。

 

 コスモスの花びらは川魚の料理に使われました。

 

 そして花はデザートにも活躍します。

 

 「花から発想を得てデザートを作ることがよくありますよ。赤い果物と一緒に使うことが多いですね」とパティシエ。

 

 さて、16世紀のお料理はここまで洗練されてはいなかったようです。

 

 シェフがお城の地下にあるかつての厨房を案内してくれました。

 

 これだけのお城となると、厨房もそれなりの規模です。

 

 コートかけのような場所にはジビエやお肉を引っ掛けて保存していたようです。

 

 窓の外に目をやると、雨が降り出しました。

 

 その中を花壇に向かうニコラスさんと生花担当のオレリーさん。

 

 お城に飾る花を摘みに来たようです。

 

 画家が絵の具の色を選ぶように、オレリーさんも必要な花を選んで持ち帰ります。

 

 ここでは50箇所に飾る生花を制作しています。

 

 よく見ると二人ともシュノンソー城のTシャツをきていました。

 

 こうしてオレリーさんが手にする花は一週間で1万本にもなるそうです。

 

 「ボリュームのある大きな花を使うことが多いですね」とオレリーさん。

 

 夜になり最後の見学者がお城を後にしたあともスタッフには大事な作業が待っています。

 

 あの大きな肖像画を元の場所に戻す作業です。

 

 修復の終わった額をぶつけないように運びます。

 

 次回に続く。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

「今日、ネットで知り合った男性と初めてレストランで食事をすることになった。より打ち解けた雰囲気にしようと思ったのか、彼は奥さんと子供連れでやってきた」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 2

kiki

本当に、お城のバックヤードは魅力的ですね。
by kiki (2015-10-23 17:40) 

carotte

kikiさん
単なる観光では見られないところを見せてくれましたね。
このお城はいろんなものを自前で賄っているようです。
by carotte (2015-10-26 14:29) 

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