みんなでお店に行こう! [パリ]
五郎丸選手、ついに「抱かれたい男2015」の3位にランクインしてしまいました。
鍛え抜かれた肉体と、ゴールキックする時のあのきりりと引き締まった顔が素敵ですもんねえ~。ランクインするのもうなずけます。
さて、今週火曜日の夜、ロンドン郊外のウェンブリーで開かれたイングランド対フランスのラグビーの試合。
スタンドに集まった90,000人の観客がフランス国家“ラ・マルセイエーズ”を歌ったそうです。
そのフランスのパリでは、さらなるテロを警戒して観光を中止したり外出を避ける人が増え、ホテルや飲食店が打撃を受けています。
しかし、テロによる悪影響を最小限にとどめようと努力する人達もいます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2015年11月17日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
Attentats à Paris : l'opération "Tous au bistrot !" appelle les Parisiens à réinvestir les terrasses
事件現場のすぐ近くにあるレストラン。
空席はあるものの、いつものようにここでランチをとる人達の姿がありました。
「いつもと変わらない生活をしようと思います」と男性客。
別のお店のテラスにもちらほら人影が・・・。
「怖がってばかりいたら生きて行かれませんよ」と男性客。
「この数日、ひどく落ち込みましたが、パリもフランスもそのうち元気を取り戻すと思っています」と女性客。
皆さん、日常を取り戻そうと頑張っていらっしゃるようですが、金曜日の出来事はまだ脳裏に生々しく残っているようです。
「僕が犠牲になっていてもおかしくなかった。それは確かです。そのことがいつも頭をよぎります」と男性客。
パリの人たちはこの男性と思いは同じなんじゃないでしょうか。
パリの中心部にある別のお店は思った以上に人で賑わっています。
しかし、満席というわけにはいかないようです。
「テロが起きてから、お店の中よりテラス席を選ばれるお客さまが多いです」とお店の方。
何かあった時、中よりはテラスの方がすぐに逃げられるという警戒心からでしょうか?
この現状をなんとかしようと、Twitterなどのソーシャルネットワークでは “みんなでお店に行こう!(Tous au bistrot!)」” 運動が広がっているそうです。
フランスの文化の一つにもなっているカフェが閑散としているのはあまり見たくないですね。
この夜、9時にはテロの犠牲者を悼んで1分間の黙祷を行ったお店もあったそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、25歳、100キロのラグビーマンの弟が、私を起こそうとベッドの上を跳び回った」
VDM (Vie de merde)より
テロに対抗するのは空爆じゃなく、個人が強い思いで日常生活を送ることなのでしょうね。みんなでお店に行こう運動、素晴らしい試みです!
by opas10 (2015-12-10 22:52)
opas10さん
暴力は暴力を生むだけなのですが、事ここに至ってはどうにもならないですね。一市民にできる事はささやかな抵抗くらいです。
by carotte (2015-12-13 15:14)