パリのシンボルマーク [パリ]
パリ同時テロ以来、軍隊への入隊志願者が急増しているとか。
リヨンにある軍のリクルートセンターでは、通常なら1日50人ほどの志願者なのが、テロ以降には郵送による申込みが260通にもなっているそうです。
今年初めのシャルリー・エブド事件の時も似たような現象が起きたそうですが、ここまで急増したのは初めてのこと。
担当者は対応に追われています。
さて、各地でテロの犠牲者を追悼するために人々が集まっていますが、その時、よく使われているのがこのマーク。
あるアーティストがテロ事件直後に描いてネットにアップしたのがそもそもの始まりです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2015年11月17日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
これを描いたのが、フランス西部の都市ナント生まれのアーティスト、ジャン・ジュリアンさんです。
丸の中に描かれているのはエッフェル塔。
なんの計算もなくさっと描いたそうです。
ジュリアンさん、ブルターニュ・タワーの上階にあるバーLe Nidのデザインを担当したことで知られていますが、現在はロンドンを拠点に活動しています。
「思いついたままに最初に描いたのがこれだったんです。パリの友人たちのことが気がかりで、彼らのために描いたんです」とジュリアンさん。
それ以来、あちこちでこのマークが使われ始めました。
そのため、ニューヨークタイムスやタイムマガジンのインタビューを受けるほど有名になってしまいました。
「みんなが使ってくれるなんて素晴らしいことです。僕だけのものじゃありません。自慢したくて描いたものでもなければ、所有しようと思って描いたものでもありません。世界中が一つになるために描いたマークなんです」
数日前に当ブログで「みんなでお店に行こう!」という運動が行なわれているという話をとりあげましたが、その時に使われたのもこのマークでした。
ナイフとフォークを付けてうまくアレンジしてありますね。
最後に、アルザス地方の小さな町コルマールでクリスマスマーケットが始まりました。
その映像に興味のある方は→こちら。
テロ事件にもかかわらず、外国からわざわざ観光にやってきた人もいました。
尚、ストラスブールのクリスマスマーケットは11月27日〜12月24日までの開催に変更になりました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、パリに立ち寄った友人が、あまりに美しい街だ!と大喜び。そしてこんなメールを送ってきた。『パリには灯台があるんだ』ああ、あれはエッフェル塔だよ」
VDM (Vie de merde)より
「さらまわし」というブロガーが皆を欺く事を止めないので「公開質問状」を拙ブログにUPしました。
この人物がnice!を押してもお礼nice!などけして為さらないで下さい。
この人物はあなたの記事内容などまったく目を通していません。
ただnice!が欲しいだけの姑息な人物です。
by U3 (2015-11-22 15:48)
U3さん
記事を拝見してちょっと驚きました。
先ほど先方にアクセスしてみましたが、エラーでダメみたいです。お止めになったんでしょうかね。
by carotte (2015-11-23 00:26)
こういうシンプルで味のある線で構成されたマークって、人を惹きつけるんですよね~。
by opas10 (2015-12-10 23:25)
opas10さん
これがパリですよ、と言われると確かにとすぐにわかりますね。シンプルで、誰にも同じマークが描けるというのも広まった原因かもしれません。
by carotte (2015-12-13 15:31)