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市場で食べよう! [ラングドック=ルシヨン地方]

 このところフランスの公共放送France 2の番組を紹介していますが、スムーズに映像が見られて快適です。

 

 それに楽に巻き戻したり先送りしたりできます。

 

 一方、民放のTF1はどうもパソコン(iMac)との相性が悪いせいか細切れになったり、ちょっと操作するとShockwaveがクラッシュして最初からまたビデオを見る羽目に陥ります。どうもやりにくい。

 

 Windowsの場合はうまく再生できるようなので、ほとんどの皆さんは普通に見られると思うのですが、いかがでしょうか?

 

 さて、本日はそのTF1の番組の中の一つを紹介します。

 

 フランス南部、地中海に面した町ナルボンヌ(Narbonne)。

 

 市場に飲食店を開業し、大成功を収めた元ラグビーマンがいます。

Paris_Narbonne.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年11月24日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック!)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 

 この拡声器を手に頑張っている方がそのご当人。

 

 何やらあちこちから放り投げられてくる物体を器用にキャッチ。さすが元ラグビーマンだけあります。

 

 ここは町の大きな市場。料理に必要な食材なら全部揃っています。

 

 肉料理の注文があれば、向かいのお肉屋さんに頼んで必要な分のお肉を即配達してもらえます。

 

 配達と言っても放り投げるだけ。お客さんの頭の上をビュ〜っと飛んできます。

 

 時間はかかりません。しかも新鮮。

 

 元ラグビーマンのジルさん、2003年に妹さんと共同でここにお店Chez Bebelleを開店しました。

 

 ぼちぼち営業を続けていたのが、この一年ですっかり人気のお店に変身してしまいました。

 

 というのも、午後12時〜15時のランチタイムに、市場で売られている地元の新鮮な食材を使った料理を出すことにしたのが大当たり。ランチタイムは常に満席状態です。

 

 「経済が活性化しました。ここで食事をしたお客さんが家で食べるために市場のお店で買い物をするようになったんです」とジルさん。

 

 「ここでランチを食べに来ました。美味しいですし待たないでさっと食べられます」と若い女性。

 

 「高くないですし、おしゃべりしながら食べられるからいいですよ」と年配の女性。

 

 これに影響を受けて、市場には他にも同じように地元の新鮮な食材を使った料理を提供する飲食店が3つほどあるとか。

 

 おかげで、この数年寂れていた市場が息を吹き返したそうです。

 

 この魚介類のお店では、買った牡蠣をその場で食べられるようにテーブルを用意したところ、この賑わいとなりました。

 

 忙しくなってしまったけど、これをやって良かったとお店の方も満足げです。

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、隣が工事中。でも特に困るほどうるさくはなかった。うるさかったのは別のお隣さん。拡声器でこう叫んでいた。『その工事、すぐには終わらんぞ!うるさくてかなわん!』」

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

SeattleのMarketでは、サケが空を飛んでいました。お買い上げいただいたサケを包装するのに、店の奥に投げて、梱包担当がナイスキャッチするアトラクションで有名な店がありまして。
by opas10 (2015-12-18 00:00) 

carotte

opas10さん
シアトルにはそんなお店があるんですね。歩いて届けるには近すぎる、手渡しするには遠すぎる、となると、放り投げるってことになるんでしょうかね。^^
by carotte (2015-12-19 16:25) 

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