コーヒー物語 その4 [トピックニュース]
流行語大賞の「トリプルスリー」私も初耳でした。
みんな知ってて私だけ知らないのかと少々不安になってしまいましたが、知らない人、わりに多かったみたいですね。安心したあ〜。
Google検索による流行語大賞の方は「マイナンバー」だそうです。
さすがにこれは私も知ってます。それにすでに拙宅にもマイナンバーが届きました。
それはさて置き、コーヒー物語シリーズの続きです。
前回は、世界的に知られるコーヒー製品の製造業者イリーの工場を見学しましたが、今回はフランスの小さな業者の工場を見せてもらいましょう。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2015年11月26日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック!)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランスで船荷が到着する港と言えばマルセイユ。ここにもイタリアのトリエステと同じようにコーヒーを保管しておく大きな倉庫がありました。
ブラジルからのコーヒー豆もここに届いているようです。
そこへやってきたのがジュリアンさんです。
マルセイユから車で2時間ほどの村ユゼス(Uzès)でコーヒー豆の焙煎と販売を行っています。
今日は、ここまでコーヒー豆を仕入れにやってきました。
コーヒー豆の決め手は大きさと色。とれたての豆は緑色をしてます。
倉庫にはすごい量のコーヒー豆が貯蔵されています。
よく見るとここでもあのパレットが使われています。コーヒー豆の詰まった麻袋をしっかり支えていますね。
アジア、アフリカ、南米など世界中のコーヒー豆の中からお目当のコーヒーを仕入れたジュリアンさん、これから工場に戻って作業を始めます。
ジュリアンさんの工場にある焙煎機はご覧の通り年季が入っています。
こうして火を起こせば少しずつ稼働し始めます。
「今ではほとんどの業者が電気やガスを使って焙煎しています。この手の焙煎はフランスでは少なくなりました。でも、これで焙煎するとマイルドで温かみのあるコーヒーに仕上がります」とジュリアンさん。
薪と石炭で動く焙煎機。これが本格的に稼働するまでに30分ほどかかります。
この焙煎機では一度に500キロの豆を焙煎することができるそうです。
ジュリアンさん、豆のぎっしり詰まったバケツを上まで運んでいました。これを何度も繰り返すそうです。
「筋肉が鍛えられますよ」とジュリアンさん。
お釜の中が豆でいっぱいになったら焙煎が始まります。香りが漂ってきそうです。
「焙煎は、2分だったり1分だったり、時には数十秒で十分だったりするんです」
となると、焙煎は一度始めたら目が離せないですね。
こんがり焼けたコーヒー豆がお釜から出てきました。緑色の豆がすっかりこげ茶に変身。
このコーヒー豆を袋に詰めて車で向かった先は、ユゼスの市場。
「これはアラビカ種のコーヒーで、味も香りも豊かです。ロブスタ種のような激しさはありませんよ」とお客様に説明するジュリアンさん。
「コクがあって苦味が少ないですね」と男性客。
「フレッシュな感じだね」と別の男性客。
市場が終わるとまた車に乗り込み営業に走り回るジュリアンさん。
車はシトロエン2CVの改造車でした。
次回に続く。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、コーヒー代を払おうとして値段を聞いたらお店の人が言った。『コーヒー代を払うには君は美しすぎる!』るんるん気分になって代金を払わずにお店を出ようとしたらお店の人が追いかけてきて言った。『まさか君、本気にしたんじゃないだろうね』」
VDM (Vie de merde)より
流行語大賞って選考基準がなんか変なように思います^^;
by ワンモア (2015-12-03 12:24)
ワンモアさん
流行語大賞なのに知らない人がこんなにいていいのかな?って思いますよねえ。選考委員は野球ファンの人が多かったのかも。
by carotte (2015-12-03 17:29)
調べようとも思いませんね〜
by kiki (2015-12-03 17:36)
kikiさん
幸い、ブログで説明してくださった方がいて、やっとどんなものなのかわかりました。^^
by carotte (2015-12-05 00:44)