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コーヒー物語 その5 [トピックニュース]

 コーヒーを巡る旅もいよいよ最後となりました。

 

 シリーズの最後は、またイタリアに戻ることにしましょう。  

Rome_VNapoli.jpg


 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2015年11月27日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック!)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 

 シリーズの一回目から四回目までいろんな方が登場しました。

 

 コーヒーの淹れ方を教えてくれた方々や、ちょっとオタクな青年など・・・。

 

 今回は、東洋文明の入り口にもなっていたヴェネツィアを再訪します。

 

 シリーズの一回目に登場した歴史研究家ステファノさんがヴェネツィアを案内してくれます。

 

 「ヴェネツィアがトルコとつながりがあったことを証明するのがこの柱の彫刻です。トルコ人の顔が彫ってあります」

 

 コーヒーを飲ませてくれるお店をカフェと言いますが、このカフェはトルコが起源だそうです。

 

 「あちらに素晴らしいモザイク画がありますが、よく見ると回教徒がコーヒーを飲んでいます。従って、コーヒーは東方からヴェネツィアに伝わったのです」とステファノさん。

 

 コーヒーがヴェネツィアに伝わったのは17世紀頃のこと。それから世界中へと広がって行ったのでした。

 

 コーヒーはイタリア南部の都市ナポリでも人気です。

 

 バルコニーでも通りでもコーヒーは欠かせません。

 

 「ナポリの人は人同士が触れ合うのが好きなんです。こうしてコーヒーを飲めばナポリがどんな街かよくわかりますよ」と若い男性。

 

 この二人、お店の人から濃そうなエスプレッソとお湯の入ったカップを渡されていました。

 

 おそらく、自分の好みに合わせてお湯で割って飲むんでしょう。

 

 さて、どこかで見たことのある方が登場しました。

 

 この方、エスプレッソ用ポットを持って世界中を旅しては記念写真を撮っていたヴィンチェントさんです。

 

 ナポリにお家があったんですね。帰宅するとお母さんが出迎えてくれました。

 

 キッチンにはあのモカが4つも置いてあります。コーヒー好きのご家族なのですね。

 

 早速、ナポリ風コーヒーの淹れ方を見せてくれました。

 

 「ナポリの水はコーヒーに最適なのよ」とお母さん。

 

 なにやらグラスにお砂糖を入れ、ポットのコーヒーを少し加えて泡立て始めました。

 

 「これがコーヒーのクリームなんです」とヴィンチェントさん。

 

 このクリームを入れて飲むのがナポリ風?

 

 「こんな美味しい飲み物ができるなんて奇跡ですよ。毎朝こうしてコーヒーを飲む。ナポリではどこの家庭でもこうしているよ」

 

 美味しそうな飲み方ですね。今度私も試してみよおっと。

 

 イタリアのコーヒーの飲み方は様々です。お盆の上にのっているコーヒーだけでも5種類あります。

 

 「うちの店では、30種類のバリエーションがあります」とお店の方。

 

 コーヒーをどこに運んでいくのかと思ったら、またまた見たことのある方が登場しました。

 

 俳優のベナンティノさん、こんなところでちゃっかりコーヒーを飲んでいました。

 

 エスプレッソにカカオ入りコーヒーにカプチーノ。ちょっと欲張りですね。

 

 終わり。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******



「今日、イタリア料理店で夕食を食べていると、イタリア人のウェイターが私を指差して『蛮行だ!蛮行だ!』と叫び始めた。スパゲティをナイフで切って食べただけなのに・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

 

VDM (Vie de merde)より



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