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ロゼのシャンパン [フランスのグルメ]

 年の瀬の二大イベント、クリスマスと大晦日が刻一刻と近づいてきます。

 

 このイベントに花を添えてくれる飲み物と言えば・・・シャンパン!

 

 クリスマスディナーやカウンドダウンの夜をぐっと華やかにしてくれます。

 

 この時期、産地のシャンパーニュ地方は出荷の準備で大忙しだそうです。

 

 そして、年々人気が高まってきたのがロゼのシャンパン。全体のシャンパンの売り上げの10%を占めるまでになってきました。

France_Champagnerose.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年12月9日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック!)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですtが試していただけると幸いです。
 

 淡いピンク色のシャンパン。瓶のラベルもピンク色です。

 

 なんかちょっとウキウキした気分になりますね。

 

 「女性的な味ですね」と女性。

 

 「赤いフルーツの味がして、とても飲みやすいですね」と男性。

 

 「とにかく美味しいです。口当たりがとてもいいの」と別の女性。

 

 白ワインと赤ワインと混ぜて作るのがロゼ。この調合が重要です。

 

 調合方法は生産者によって様々。そして企業秘密でもあります。

 

 「白ワイン用のぶどうの品種から作った白ワインと、ピノノワール(ぶどうの品種)から作ったグランクリュの赤ワインを調合します。ここには20か所のワインが集められています」と調合のプロ。

 

 生産者は消費者の嗜好も考慮してベストのシャンパンを作ります。

 

 味は言うまでもなく、シャンパンの微妙な色合いにも気を使っています。

 

 「ロゼはあまり色が濃すぎてはいけないんです。消費者の潜在意識に働きかけるものですから、色合いはとてもデリケートな問題なんです。そして、シャンパンはあくまでもエレガントな飲み物でなければなりません」と生産者の方。

 

 このロゼのシャンパン、徐々に出荷数が伸び続けています。

 

 1981年には約80万本だったのが、2014年には1,370万本に達しています。

 

 約30年間で17倍です。

 

 そのため、ロゼのシャンパンを生産する農家が徐々に増えてきました。

 

 「ロゼが増えたのは単なる流行ではないと思いますよ。おそらく、フルーティで口当たりが良く飲みやすいから、多くの人に好まれるようになったのかも知れません」と生産者の方。

 

 特別なお祝いの日に飲まれていたこのロゼのシャンパン。これからは気に入った人が飲みたい時に飲む飲み物として普及していくのかもしれません。

 

  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、まだ愛しているけど夫と離婚することにした、と両親に言ったら、二人はシャンパンで乾杯し始めた」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 2

opas10

ロゼのシャンパン、これまでは最初から選択肢に入っていなかったのですが、見直しました。ピノノワールとの調合ならば、キチンと美味しいはずですね。
by opas10 (2015-12-30 21:46) 

carotte

opas10さん
はるか昔、ヴーヴクリコのロゼのシャンパンを飲んで美味しかった記憶があります。ちょっと華やかな気分にもなれますね。
by carotte (2016-01-01 17:21) 

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