コキーユ・ドゥ・ノエル [フランドル地方]
クリスマスイヴにかこつけて、わが家ではご馳走を頂く予定です。
クリスマスのご馳走といえば骨つきローストチキンが定番ですが、わが家では分厚いステーキ。
料理が簡単なわりには満足度が高いです。
デザートはビュシュ・ドゥ・ノエルと行きたいところですが、ちょっと重たいのであっさり目のリンゴのポワレ(以前の記事を→こちら)を予定しています。
さて、フランス北部とベルギーでは、クリスマスにはコキーユ・ドゥ・ノエル(coquille de Noël)という菓子パンを食べる伝統があるそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年12月22日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
「コキーユが食べたいひと〜?」とパパ。
「は〜い」「僕も〜」と子供達。
目の前に置いてある大きな菓子パンがそのコキーユ・ドゥ・ノエルです。
外側はカリッとして中はふんわりの甘いパン。
男の子たち、美味しそうに頬張ってました。
「私が子供の頃はクリスマスに祖父母の家に行くと、必ずこのコキーユを作って待っていてくれました」とパパ。
自分の子供たちにもこの伝統を受け継いで欲しいと毎年こうして食べさせています。
「どうしてコキーユが好きなの?」と取材班。
「お砂糖がたくさん入ってるから」と男の子。
コキーユ・ドゥ・ノエルは、ブリオッシュの生地に砂糖の塊を入れて作ります。
「これはバターと卵、それに砂糖をふんだんに使ったパンです」とパン屋さん。
成形したら最後にこんな風に生地で包みます。
これが、生まれたばかりのキリストを産着に包んだような形になるので「イエスのパン」とも言われています。
ベルナールさんはすでにリタイヤして老後をのんびり過ごしていますが、忙しくなるこの時期だけパン屋さんに復活です。
「この2週間はこうして働いていますよ。何しろクリスマスですからねえ」
最後にハサミでカットし、卵を塗ったらオーブンに入れて焼きます。
溶け出した砂糖と粒のままの砂糖が同居していて美味しそう。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、息子にサンタクロースなんていないと説明した。すると息子が私の耳にささやいた。『わかったよ。でも、そのことはパパも知ってるの?』」
VDM (Vie de merde)より
分厚いステーキ、大好きです。
お邪魔したいですよ〜
by kiki (2015-12-24 09:01)
kikiさん
お肉屋さんに切ってもらった分厚いステーキは美味しかったですよお〜。奮発してボルドーの赤ワインをお供にいただきました。おかげさまで赤ワインを飲みすぎて、その夜はブログの更新どころじゃなくなりました ><;
by carotte (2015-12-27 00:54)
クリスマスに分厚いステーキ、しかもボルドーの赤とはウラヤマしい!自分は、イヴの夜は地味にスーパーのお寿司で凌いで、25日の夜にフグ、カニ、ステーキの贅沢なメニューの忘年会もといクリスマス会をしました。
by opas10 (2016-01-01 12:58)
opas10さん
フグ、カニ、ステーキってすごいですねえ〜。これ以上はないというくらい贅沢なメニュー。このところカニをいただいていないので食べたくなってきました。^^
by carotte (2016-01-01 18:10)