シャンティイ城 その2 [ピカルディ地方]
昨日は電車が大混乱でした。
通常40分弱の通勤に2時間もかかってしまいぐったり。
安全第一だったのか、間引き運転をしていたようです。
大雪注意報も出ておらず、朝には雪は止んで雨に変わっていたのに、そこまでやる必要があったのか大いに疑問です。
あんなに満員の電車をゴロゴロ走らせる方がずっと危険じゃないですかね?具合が悪くなる人もいましたし・・・。
さて、シリーズの二回目は、責任者のソフィーさんに厩舎を案内してもらいます。その後はまたお城に戻ります。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年1月12日に放送)(▸をクリックして映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
この方が責任者のソフィーさん。
7人の女性騎手を指導し、25頭の馬を調教しています。
そして、年に3回、この馬たちと共にショーを開催しています。
馬と言えば蹄の手入れも重要です。ロジェさんは定期的に厩舎に通って蹄鉄を取り替えます。
「馬にとっては靴みたいなものですよ」とロジェさん。
次は厩舎の中に入ってみましょう。
美しいアーチ型の屋根。これだけの厩舎を作るのに20年以上かかったそうです。
「ここはヨーロッパ一、いえ世界一大きな厩舎かもしれません」とソフィーさん。
長さ186メートル。18世紀には240頭の馬が暮らしていたそうです。
現在ここに収容されている馬はショーのための馬です。どんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょう?
さて、外から厩舎を眺めてみましょう。随分と立派な造りです。
「18世紀当時は100人ほどが維持管理に当たっていました。この奥には猟犬の小屋もありました」
かつてはこのシャンティイでも猟が行われていたようです。
一方、数々の絵画が収集されていることで知られるお城では、定期的に新しい作品も加えられます。
本日、新しくコレクションに加わったのは、オマール公とその愛馬ババ・アリを描いた作品です。
オマール公は、19世紀、この愛馬と共にアルジェリア征服に赴いたとか。
遺言書にはその愛馬と過ごした日々のことが書かれてあるそうです。
さて、これらの絵画を維持するために活躍しているのが修復師の皆さんです。
修復は絵画だけにとどまりません。
シャンティイ城には19世紀の見事な家具や調度品が揃えられていることもで知られています。
これらの家具や調度品も丁寧に修復されます。
そして、お城には台所もあります。
何やら男性が二人で白いものをホイップしているようですが・・・・次回に続く。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、クタクタに疲れてしまった。マラソン?乗馬?それともジムで運動でもしたのかって?いやいや、明らかに慣れてないエクストリームスポーツをやったからさ。“掃除”という名のスポーツをね」
VDM (Vie de merde)より
東京は、雪で大変だったようですね。関西は寒さだけで済んでいましたが、今度はそれが逆になるようで。でも、そのタイミングでちゃっかり上京している自分(笑)。今年は、雪とは縁遠い巡り合わせになっています。
by opas10 (2016-01-24 23:48)
opas10さん
この日は本当に大変でしたよお〜。ホームに入るまでに20分待たされ、電車に乗るまでにまた20分待たされ、乗ってからものろのろ運転。もうあのような雪が降らないことを願うのみです。雪とは縁遠いほうがいいです!
by carotte (2016-01-31 14:41)