週末はリールで [パリから週末旅]
今日から2月。
今年はうるう年で1日余分にあります。しかも平日。
働かなくてはならない日が1日多い・・・できることなら日曜日になっていただきたかった(涙)。
さて、気を取り直して本日の話題へと参りましょう!
先週の月曜日はビアリッツへの週末旅を紹介しましたが、今週はフランス北部フランドル地方の中心地リール(Lille)への週末旅を紹介します。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年1月30日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック!)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
リールの街を観光するのに最適な乗り物といえば、これ、自転車タクシーです。
徒歩では回りきれないし、車では早すぎます。自転車なら古い町並みを堪能しながらのんびり散策できます。
建物がどことなくギルド風。ベルギーやオランダの雰囲気です。
途中立ち寄ったのが地元で評判のケーキ屋さんAux Merveilleux。
ここの名物お菓子がル・メルヴェイウー(Le Merveilleux)。
メレンゲをチョコ入りホイップクリームでコーティングし、砕いたチョコをまぶしたもの。
美味しそうですが、食べるのがちょっと大変そう。お値段は一個2.75ユーロ(約350円)。
自転車タクシーで散策を続けているうちにそろそろお昼の時間になりました。
そこで立ち寄ったのがフランドル地方の料理を食べさせてくれるお店Estaminet ’T Rijsel。
フランドル地方独特のエスタミネと呼ばれるお店です。
中には古いものが所狭しと飾られています。そして、飲み物と言えばビール。
「昔から使われてきたものが置いてあって本物の香りがします」と女性。
テーブルに置いてあるロウソクがすごいことになってました。
そして、出てくるのはフランドル料理の数々。
鶏のマロワルチーズソース、ポッチェヴェレーシュ(肉の鍋料理)、カルボナード・フラマンド等々。
「お肉をビールで煮込んだ料理にフライドポテト。とっても美味しいですよ」と女性。
メイン料理+ビール+コーヒーで締めて18.80ユーロ(約2,400円)。
次に訪ねたのが美術館Le Tripostal。
ここはかつて郵便物の仕分けが行われていた建物でした。今は展示スペースになっています。
主に現代アートを展示しています。入場料は8ユーロ(約1,000円)。
さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。
ここはゲストハウスLille aux Oiseaux。
元はリールの名士のお屋敷でした。建てられたのは1907年。リールの典型的なブルジョワの邸宅だそうです。
こちらのお部屋で一泊朝食付きで160ユーロ(約20,000円)。今回は宿を奮発しましたね。
お部屋で一息ついたら夜の街へと繰り出します。
リールにはこんなバーがたくさんあるそうです。
飲み物はビール。みんなでワイワイおしゃべりしながら夜のひとときを過ごします。
ちなみにビール一杯4ユーロ(約500円)。
今回の旅の費用は合計で199ユーロ(約25,000円)でした。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、カミさんとその友人たちが女だけの週末旅に出発することになった。車に乗せてある荷物があまりに多いのに驚いた。3日間だけなのにこんなに洋服はいらないはず。しかし、バッグの中身は洋服ではなく・・・お酒だった。くわばら、くわばら」
VDM (Vie de merde)より
リールの街、確かにフランスというよりもオランダっぽいかもしれませんね。ル・メルヴェイウーは、作る方を見ていると、食べ方が難しそうです。最後のバー、ビール一杯500円って、かなりリーズナブルです。
by opas10 (2016-02-13 20:42)
opas10さん
フランスも北のほうになると建物がどこかオランダ風です。ル・メルヴェイウーは食べるの相当大変ですよ〜。口の周りがチョコまみれになりそうです。
by carotte (2016-02-19 23:25)