カーニバルのお菓子 [フランスのグルメ]
月、火と、フランスの西半分に強風注意報が出ていました。
この強風でブルターニュ地方の海はすごいことになっていました。
その映像に興味のある方は→こちら
風速は最高で毎時140キロにも達したとか。
ヘリコプターで撮影された映像ですが、こんな強風の中、空を飛ぶというのも危険ですね。
さて、リオでもヴェネツィアでもカーニバルが始まりました。
フランスのニースでは2月13日から始まるそうです。
このカーニバルの日に、ニース一帯で必ず食べられるという伝統のお菓子があるそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年2月9日に放送)(映像が出てこない場合は、ウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが原因のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
油でカラッと揚げられているのがそのお菓子。ガンス(ganse)と言います。
「あまり長く揚げすぎてはダメ。きつね色になるくらいで油から引き上げます」とローランスさん。
では最初からつくり方を教えていただきましょう。
材料は:
小麦粉250グラム
バター80グラム
砂糖50グラム
玉子
ドライイースト少々
レモン
オレンジの花のフレイバー水
全部をボールに入れてこねます。
2時間ほど冷蔵庫で寝かせたら、綿棒で伸ばします。
ラビオリを作る要領で四角に切り分け、最後に真ん中の切れ目にくるっと通したら準備オーケー。
「元々はネクタイの結び目を形どったらしいです」とローランスさん。
これを油で揚げて、最後に粉砂糖をふりかけたら出来上がりです。
「甘さとオレンジの花の香りのコンビネーションが絶妙で美味しいわ」とご近所の方。
「カーニバルの時期には必ず食べなくてはいけないお菓子なんです。昔からの伝統ですからね」と女性。
あんなにたくさんあったのに、皆さん、あっという間に召し上がってしまいました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、おばあちゃんにやっと自分に似合うウェディングドレスが見つかったと言ったら、おばあちゃんが言った。『まああんたのことだからなんでもありだわねえ。あんたの結婚式ならカーニバルよりすごいことになりそうだわ』」
VDM (Vie de merde)より
海の荒れ方がハンパないですね。数年前にも、春の嵐の海と灯台の映像があったような記憶だあり、その時に大波に洗われる灯台が有人灯台というのを知って驚いたのを覚えています。
by opas10 (2016-02-13 21:47)
opas10さん
はい、だいぶ前にも荒れる海の中に立つ灯台の映像を紹介したことがあります。このブルターニュ地方の海の荒れ方はものすごいです。そういえば、先日、最後の灯台守りが灯台を後にしたとかニュースで言ってました。フランスの灯台は今は全部遠隔操作だそうです。
by carotte (2016-02-19 23:52)