バレンタインデー [トピックニュース]
昨日、早々と職場でチョコレートを食べてしまいました。
2月14日が日曜日なので、金曜日のうちにバレンタインデーをやっておこうというわけです。
うちの職場では、一応、男性社員用にチョコが用意されていますが、それとは別にニュートラルなチョコもあり、結局、バレンタインデーは“皆でチョコレートを食べる日”みたいになってしまってます。
こうして日本ではバレンタインデーはチョコレートとかたく結びついていますが、フランスではちょっと違っています。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年2月11日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
1970年の古い映像が登場しました。
「バレンタインデーのためにお花を買う予定はありますか?」と取材班。
「バレンタインデーっていつ?今日?」と男性。
「そうですよ」
「今日は何日だっけ?」
「2月14日」
「ふ〜ん・・・ちょっと用があるんで行かないと」
この時代、バレンタインデーってまだそれほど普及してなかったようです。
フランスでは60年代にテレビでよくバレンタインデーが取りざたされるようになりました。
そして、この恋人たちの記念日には、様々なコンクールが開催されました。
セント・バレンタインのベストカップル、セント・バレンタインのヘアスタイル、ミス・セント・バレンタイン等々。
フランス南部のスペイン国境に近い小さな村エスパロスでは、バレンタインデーは5月に行われていました。
この日、独身者が集まる“独身者フェア”が開催されたそうです。
どうやら独身の男女を引き合わせるお見合いパーティーのようなものだったようです。
古き良き時代でした。今ではネットで知り合う時代になりました。
バレンタインデーの起源については諸説あるようです。
その中の一つが、古代ローマで行われていたルペルカーリア祭(結婚の女神ユノや豊穣の神マイアを崇拝する祭)。
しかし、これは間違いとする専門家もいます。
「アングロサクソンの社会では2月14日に若者たちが熱い思いを好きな人に打ち明けるという習慣がありました。それが今のバレンタイデーの起源です」
議論はさておき、熱い思いを打ち明けるのに役に立つのがプレゼント。
閣僚の皆さんにバレンタイデーのプレゼントについて質問してみると、皆さん、口を揃えてお花でした。
そういえば花にはそれぞれ花言葉というのがありました。
「この黄色い花は、夜が終わるまで一緒にいたいという意味で、こちらの白い花には、君の愛が私の心を震わせるという意味があります」と花言葉に詳しい方。
2015年のバレンタインデーには1900万本のバラが売られたそうです。
そして、エディット・ピアフの歌を歌いながら花束を奥様に渡すという男性もいました。
「愛してる」と文字入りの白いバラも登場しました。
フランスは男性から女性にプレゼントするというのが主流のようですね。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、数週間前から夫がたびたび花をプレゼントしてくれるようになった。というのも、今度の浮気相手は花屋らしい・・・」
VDM (Vie de merde)より
なるほど、フランスでは男性から女性へが主流なのでやすね。しかもお花なのでやすね。
お花 いいなぁ。
by ぼんぼちぼちぼち (2016-02-14 13:08)
ぼんぼちぼちぼちさん
やっぱりプレゼントとなると男性から女性へということになるんでしょうね。チョコという話はまるで登場せず、もっぱらお花です。
by carotte (2016-02-19 23:56)