地中海の花合戦 [コート・ダジュール地方]
寒暖の差にうまく適応できなかったのか風邪を引き込んでしまい、ブログの更新ならずでした。
二日も家でじっとしていると、外の寒さを忘れてしまい、日当たりのいい部屋の中で、もう春が来たかと勘違いしていまいそうです。
まだまだ寒いこの季節、フランス南部で登場する花といえば・・・ミモザ。
このミモザが主役のお祭りが花合戦(Bataille de fleur)です。
ニースの花合戦は色とりどりの花で飾られた山車が大通りをパレードしますが、本日紹介する花合戦は、海の上をパレードします。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年2月16日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
さすがに南仏、冬でも明るい太陽の日差しが町を照らしています。
この地方に伝わる伝統的な釣り船がたくさんのお花で飾られ、観客の待つ港にあらわれました。
春が待ち遠しいこの時期、見るだけで気持ちがワクワクしてきます。
「皆が喜んでくれるのが嬉しいですね。もう100年以上も前から続いてきた伝統あるお祭りですが、やるたびにしみじみ幸せを感じますよ」と男性。
このお祭りで使われるミモザは500トン、カーネーションは3万本にもなるそうです。
この春を感じさせる花は釣り船を飾るだけでなく、観客へプレゼントされます。
皆さん、ギリギリまで前に出てお花を受け取っていますが、勢いで海の中にぽちゃんなんてことはないですね(笑)。
お花を投げる方も受け取る方も楽しそうです。
「とってもきれいで楽しいお祭りだと思いますよ」とミモザのブーケを手にして話す女性。
「この雰囲気がいいですね。とても楽しいです」と毛皮のコートを羽織った女性。
しかし、釣り船の方には半袖Tシャツ姿の方もいらっしゃいます。
「お年寄りから若者まで一緒に楽しめる、それがいいねえ」とあご髭のポールさん。
ミモザで飾ったカンカン帽がお似合いです。
1902年に始まったこのお祭り、今年は7,000人ほどが楽しんだそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、夫はスマホに花のアイコンがあるのに気がついて以来、本物の花をプレゼントしてくれなくなった。代わりに花のメールを定期的に送ってくれる」
VDM (Vie de merde)より
もう、治りましたか?お大事に。小生、めずらしく今年はインフルエンザの予防注射をしております。
by t-toshi (2016-02-18 19:21)
t-toshiさん
ありがとうございます。四日目にしてやっと普通に戻りました。
一応、インフルエンザの検査もして白と出て不幸中の幸いでした。やっぱり予防注射していた方がいいですね。私はやってないのでちょっと心配です。
by carotte (2016-02-20 00:09)