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奇跡の再会 [トピックニュース]

 難民としてノルウェーに住むことになったイラク人家族。

 

 途中で行方が分からなくなった飼い猫と奇跡の再会を遂げました。

 

Europe_plan.jpg

 

 



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(The Gardianで2016年2月19日に公開)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 2015年、ある家族がイラクを出国することにしました。

 

 飼い猫を置いては行けないと一緒に連れて行くことにしました。

 

 母親と5人の子供達+一匹は、トルコ経由でボートに乗り込み、なんとかレスボス島にたどり着きます。

 

 当時、その月だけでなんと10万人の難民がギリシャにわたっていました。

 

 この混乱の中、パニックになったのか飼い猫は主人の手を離れて行方不明となってしまいます。

 

 数日後、近くの村に一人取り残された飼い猫の姿がありました。

 

 その間、家族は自分たちがどこへ行くのかもわからないまま北へと歩を進めていました。

 

 幸運にも飼い猫は獣医に拾われ、ソシャルネットワークや難民受付センターなど利用して飼い主探しが始まります。

 

 飼い猫は仮にディアスという名で呼ばれることになります。

 

 しかし、飼い主はなかなか見つかりません。

 

 そして、2ヶ月後、ボランティア団体Amyによってベルリンに連れて行かれます。このベルリンでも飼い主探しが続けられます。

 

 こうして1年が過ぎた頃、ノルウェーから思いがけない知らせが届きます。

 

 ノルウェーのある住人によると、近くに引っ越してきたイラク人家族が、もしかしたら自分たちの猫かもしれないと言っているとのこと。

 

 そこでSkypeで対面したところ、そうだということが判明。

 

 ディアスは早速ノルウェーの家族の元へと向かうことになりました。

 

 ディアスの到着を今か今かと待つ家族の様子をイギリスの新聞ガーディアンが撮影していました。

 

 いよいよ感動のご対面です。

 

 ディアスの本当の名前はKunkushというようです。

 

 運のいい猫ですねえ〜。

 

 何人もの難民が海で命を落とすという危険な旅にもかかわらず、元気で家族の元に帰ることができました。


 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、私はトゥルーズに住んでいる。朝の3時に、いなくなった猫の名前を叫びながら通りを探し回った。猫の名前は・・・トゥルーズ」

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

emacjj

我が家の猫を思うと感動ですね。
猫は三日で飼い主を忘れるといいますが、絆が強いんですね。
by emacjj (2016-02-21 10:40) 

carotte

emacjjさん
私も昔、猫を飼っていたことがあって、こういう話を聞くとちょっと感動します。この猫ちゃん、最初は驚いたような顔をしてましたが、最後はおとなしく飼い主さんに抱かれていました。
by carotte (2016-02-22 23:26) 

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