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週末はニースで [パリから週末旅]

 月曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はフランスのニース(Nice)を訪ねます。

 

 毎年400万人のツーリストが訪れるコートダジュールの都市。パリから空路なら1時間半弱、列車なら6時間弱。

Paris_Nice.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年4月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 海岸沿いを弧を描くように作られているのが “英国人の散歩道”(プロムナード・デ・ザングレ)。

 

 皆さん、思い思いのスタイルで歩いたり走ったりしておられます。

 

 そして本日のリポーターはと言えば・・・スケートボードで登場です。

 

 本日はこのスケートボードでニースを散策することになりました。

 

 まず向かったのはワインバーCave de la tour

 

 お店に入ると常連さんたちが何やらじゃんけんみたいなことをして楽しんでらっしゃいます。

 

 ちょっとうるさいのが玉にきず。

 

 このお店、美味しいワインを飲みながらお食事もできます。

 

 プロヴァンスと言えば詰め物料理。本日の一品は豚肉の詰めもの(porc farci)でした。付け合わせはフダンソウとお米。

 

 別の方が召し上がっていたのはポルケッタ(porchetta)。

 

 お腹を開いて骨を取り除いたミルク豚に、その肉とニンニク&ローリエなどの香草を混ぜ詰めた詰め物料理。

 

 イタリアの伝統料理ですが、ニースでも食べられています。マスタードをちょっとつけて食べてました。

 

 このお店、1947年から同じ家族が営業を続けているそうです。

 

 ワインはこうしてタンクからボトルに詰められテーブルに出てきます。

 

 このお店では、4時や5時の早朝から仕事をしている人たちのためにも料理を出しているそうです。

 

 さて、お腹がいっぱいになったところでスケボーで移動していると、お花の香りがしてきました。

 

 ここはクール・サレヤ通り(Cours Saleya)の花市。

 

 100年の歴史ある花市は、月曜日以外、毎日、午前6時〜午後5時半まで開かれています。

 

 「他の花市より安くお花が買えます」と女性。

 

 「ここにはありとあらゆる花が揃ってるんだ。これは妻のために買ったんだ」と男性。

 

 カラフルなお花を見ていたらシャガールの作品が見たくなりました。ここは、マルク・シャガール国立美術館(Musée National Marc Chagall)。

 

 海沿いの花市から内陸へ2キロほど行ったところにあります。

 

 400点以上ものシャガールの作品を所蔵していますが、中でも聖書を題材に描かれた17点の連作「聖書のメッセージ」が有名です。入場料は8ユーロ。

 

 そしてプロヴァンスにしてはちょっと異質な建物もあります。

 

 ここはロシア正教会のサン=ニコラ大聖堂。フランスのカトリック教会とは少し雰囲気の異なる教会です。

 

 20世紀初頭、ニースに暮らすロシア人のために作られました。

 

 身廊と内陣を区切る見事なイコノスタシス。

 

 「イコノスタシスのこの部分に門があります。楽園へと導いてくれる門です」と教会の方。

 

 「ここはとても親密な感じがします。それだけに本物の信者さんたちが集まっているんだと思います」と女性。

 

 少し神聖な気分になったところで、今晩の宿へと向かいます。

 

 今晩の宿は4つ星ホテルHi Hotel

 

 中に入ると、なんとフューチャリスティックなインテリア。

 

 そして客室はコンセプトルームが8部屋。それぞれ違ったデザインになっていて、ボタンひとつで操作できる凝った設備も整っています。

 

 また屋上にはプールもあります。

 

 そして一つ忘れてならないのがニース名物のソッカ。

 

 材料はひよこ豆と水とオリーブ油。あのナポレオンがジェノバからフランスに持ち込みました。

 

 「薪のかまどで作られたソッカは外はカリカリで中はふわふわなんです」とソッカの専門店Chez Pipoの方。

 

 「ソッカとロゼワインとコーヒーで10ユーロです」とお店の方。

 

 さて次にリポーターが向かったのはあのホテル・ネグレスコ

 

 お目当てはここのバー。1日の締めはこのカクテル。美味しそう・・・。

 

 今回の週末旅の費用は、美術館8ユーロ、宿泊代75ユーロ、2回の食事代35ユーロ、カクテル19ユーロ、合計147ユーロ(約18,000円)でした。(1ユーロが128円にもなってて驚きました!)

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、午前10時、車をシェアしてトゥルーズからニースに向かった。正午になると運転手がカバンからサンドイッチを2つ取り出した。そこで僕は、僕もサンドイッチを買いたいから車を止めてくれと言った。すると『ダメだ。渋滞で遅れてしまったから止められない』そう言うと運転手は美味しそうにサンドイッチを二つとも食べてしまった」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 2

opas10

1ユーロ128円ですか!いくら円安傾向の方が景気浮揚にいいとはいえ、それはちょっと安すぎですね。連休に欧州旅行に行く人たちが気の毒になります・・・・。
by opas10 (2016-04-10 14:09) 

carotte

opas10さん
このところレートが安定してないですね。現在はまた以前に戻って123円くらいになりました。ドルに対しては円高のまま。
by carotte (2016-04-13 14:26) 

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