パンダ1600ぴき世界ツアー [トピックニュース]
数年前から、1600ぴきのパンダが世界を巡回中!と話題になっています。
とは言っても本物のパンダではなく紙粘土で作ったパンダです。
この1,600体のパンダが世界各地を回り、インスタレーションアートとして展示されているのです。
そして、その生みの親が、フランスのグルノーブルにいらっしゃいます。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年4月4日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
これがそのパンダ。
本物に比べるとだいぶ小ぶりです。
総勢1600ぴきのパンダ御一行様は、この数年間で世界のあちこちを旅しました。
香港、パリ、スイス、オランダ、そしてドイツ。ドイツでは20の都市を回りました。
「ボートにも乗りましたし、路面電車にも乗りました」と写真を見ながら話す男性。
このパンダ、現在はバンコクにいるそうですが、生まれたのはグルノーブルにあるこのお店。
生みの親はお店のオーナー兼アーティストのポロ・グランジュオンさんとその奥様。
「コロコロ転がすキャリーバッグをイメージして作ったんです」とポロさん。
子供のおもちゃみたいですが、大人も楽しめそう。それに何と言っても軽量です。
「作った当初はここまでになるとは想像もしてませんでした」とポロさん。
きっかけは、NGO世界自然保護基金(WWF)のフランス支部の責任者である友人からの依頼でした。
ちょうどフランス支部が創立35周年を記念した2008年のことでした。
当時、世界に生息しているパンダは1600頭しかないと言われていました。
そこでポロさん、1600体のプチ・パンダを作って発表することにしたのです。
「何か金儲け主義ではないことに参加したと言う大きな満足感がありました。大量にTシャツを作って売るとかそういうんじゃなくて」とポロさん。
プチ・パンダたち、あちこちで活躍しているようで愉快ですね。
日本ではやらないのかしら?
この活動はWWFの資金集めに一役買っているそうです。
そして、展示が終わるとその国で全てのパンダが販売されるそうです。
えっ、ということは毎回1600体作るってことですか???そりゃ大変だあ〜。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、仮装パーティをやろうとみんなを招待したのに2時間経っても誰も現れない。僕はリビングにひとりぼっち。パンダの格好で・・・」
VDM (Vie de merde)より
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