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土の中で熟成 [フランスのワイン]

 東京都知事の舛添さん、またまた大金を使って外遊とか。

 

 外務大臣にでもなったと勘違いしてらっしゃるのでは???[ちっ(怒った顔)]

 

 さて、日本のワイン輸入量トップの座をチリに奪われてしまったフランスですが、美味しいワインを作るにはどうしたらいいか開発に励んでいる人たちもいます。

 

 今年、ボジョレー地区のワイン農家方々は、樽を地中に埋めて熟成させたらどうなるか?に挑戦することになりました。

Paris_Beaujolais.jpg


 下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局Frace 3で2016年4月11日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ボジョレー地区とは言っても、今回挑戦するのはあの銘柄ボジョレーではなく、ブリュイイ(Brouilly)とコート・ドゥ・ブリュイイ(Côte de Brouilly)の2つの銘柄です。

 

 地中に埋められるのはこの3つの樽。

 

 何はともあれ埋める前にそのお味を確かめておきましょう。

 

 飲んでいるのは2015年に収穫されたブドウで作られたワイン。AOCの基準を満たしたワインですから、これでも十分に美味しく飲めます。

 

 華やかな色合いの、シャクヤクの香りのする、サクランボのような雰囲気のあるワインです。

 

 これを地中に18か月埋めると一体どんなワインに育つのでしょう?

 

 「18か月経つとどんなワインになるのかとても興味があったので参加させてもらいました。すでに海の中で熟成させたり、シャモニーやモンブランなどの高いところでも試してみました。今回はブルイイ山の麓ですからね。どうなるか楽しみです」とソムリエのクリスチャンさん。

 

 ここは海抜440メートルの山の上。こんなところに埋めるというのは初めての試みです。

 

 ひとしきりワインの味を確かめたらいよいよ埋める準備です。

 

 飲んだ分だけワインを足して蓋をします。

 

 さすがに重たい樽を人力で運ぶのは難しいのでショベルカーの登場です。

 

 結構、深い穴ですね。

 

 「いろいろ調べたのですが、1.5メートルの地下では酸素がなくなります。ワインは土に密着しながら熟成することになるんです。何しろ初めてのことなんでね。どうなるかはまだわかりませんよ」とワイン農家のパトリスさん。

 

 樽を土の中から掘り起こすのは来年の10月。

 

 その時、美味しいワインになっていたら、みんなが樽を地中に埋めることになるかもしれません(笑)。




******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、新しいキャシュカードの暗証番号が届いた。妻の誕生日と同じだから覚えるのが楽だ。とは言っても、18か月前に逃げられた妻のだけどね」

 

VDM (Vie de merde)より

 



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コメント 2

opas10

これ、意外に美味しくなるような気がします。鹿児島でも芋焼酎を入れた甕を一部土の中に埋めていますし。
by opas10 (2016-04-24 21:09) 

carotte

opas10さん
日本でもそんなことしてるんですね。それなら美味しくなるかもしれません。来年が楽しみです。
by carotte (2016-04-30 14:18) 

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