週末はリヨンで [パリから週末旅]
月曜日は恒例の週末旅です。今回は、フランス第二の都市リヨン(Lyon)を訪ねます。
パリからリヨンまではTGVで約2時間ほど。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年5月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
お天気に恵まれた本日の観光の足は、これ。運転手兼ガイド付きのシトロエン2CV。
かつてフランスの大衆車として人気を博した車ですが、今でも大勢の愛好家がいます。
何はともあれ坂を上がって丘の上へ。
ここからはローヌ川とソーヌ川に挟まれたパステルカラーの街が一望できます。
下界に降りて、まずはユネスコの世界遺産になっている歴史地区を散策です。
ここにはルネッサンス期の建物が数多く残っています。
そして有名な人形劇の劇場Théâtre La Maison de Guignolがあります。
ギニョール(guignol)と呼ばれる指人形はここリヨンで誕生しました。
そしてガイドさんが連れて行ってくれたのはtrabouleと呼ばれる小道。建物の中庭と中庭を結ぶ道は迷路のようにつながっています。
詳しくは以前の記事を→こちら。
次に訪れたのは、歴史博物館Musée des Confluences(合流点博物館)。
リヨンはローヌ川とソーヌ川が合流する地点です。それでこんな博物館ができたのかもしれません。
夕方5時以降の入場なら割引料金で6ユーロ!
ここは2014年に開館したばかりですが、これまでに100万人の入場者を数えました。
ちょっと面白いのは18世紀頃に集められた生き物の標本が展示されているコーナーです。記念写真をパチリ。
お腹がすいてきたところで、リヨンに現存する最も古いブション(bouchon)のひとつChez Georgesへ。
ブションとはリヨンの郷土料理を出してくれるレストランのこと。
Tête de veau(仔牛の頭料理)、アンドゥイエット(腸詰)、クネル・ドゥ・ブロシェット(魚のすり身の肉団子)などがテーブルに並びます。
美食の街として知られるリヨンで是非とも訪ねたいのがリヨン中央市場ポール・ボキューズ(Les Halles de Lyon - Paul Bocuse)。
チーズ、ソーセージ、、パテなどこの地方ならではのグルメを知ることができます。
ここでリポーター、ピスタチオ入りソーセージをお土産に購入。
遅くならないうちに今晩の宿Fourvière Hôtelへと向かいましょう。
ホテルのロビーは元礼拝堂。何しろここはかつて修道院だったところ。
元修道女の部屋が客室になっています。随分と現代的な部屋に変身ですね。
ホテルにはプールやスパも完備されています。これで一泊130ユーロ。
チェックインも済ませたところで、リヨンのナイトライフを楽しみに出かけましょう。
向かった先はカフェシアターLe Complexe du Rire(笑いの総合施設というような意味合い)。
漫談、洋風に言えばスタンドアップコメディが楽しめるところです。
ショーの前にはタパスで食事も楽しめるそうです。
さて、本日の費用は、2CVドライブツアー代25ユーロ、ブションでの食事20ユーロ、カフェ・シアター18ユーロ、宿泊代130ユーロ、博物館6ユーロ、ソーセージ11.35ユーロ。締めて合計 210.35ユーロ(約26,000円)でした。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、リヨンで光の祭典が開催される。メイン会場の公園をウロウロしているうちに、もよおしてきたので人混みを離れて木陰で用を足そうとした瞬間、30個の映写機が僕をめがけて点灯した」
VDM (Vie de merde)より
フランスといえばやっぱり2CVですね~、でも夏は暑くて冬は寒い車ですが(笑)
by opas10 (2016-05-28 23:06)
opas10さん
フランスでは根強い人気を誇る2CVです。
居住性はあまり良くなさそうですねえ〜。
by carotte (2016-06-05 14:34)