フランスの最も美しい村3 その5 [ポワトゥー=シャラント地方]
ぼちぼち紫陽花の花が咲き始めました。梅雨近し。
さて、本日は「フランスの最も美しい村」シリーズの最後です。
フランス西部、ジロンド河口にある小さな村タルモン=シュル=ジロンド(Talmont-sur-Gronde)を訪ねます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年5月6日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ガロンヌ川とドルドーニュ川が一つになって大西洋に注ぐ、その河口にあるのがこの村です。
人口は100人あまり。少ないですね。
この地で長年お菓子屋さん兼パン屋さんを営んでいるのがパティシエのアランさんです。
今朝も早速厨房で仕事開始。出来上がってきたのはビスケットLes Groquants de l’Estuare(カリカリ河口のビスケットというような意味合い)。
この地方に昔からあるお菓子だそうです。
アーモンド、カシューナッツの混ざったこのお菓子には、この地方で採れるお塩が使われているそうです。
アランさん、10年前にここにお店をオープンしました。
「自然が豊かで、夕日の沈む河口の眺めが素晴らしいんです」とアランさん。
その河口の岸辺で釣りを楽しむ人たちもいます。
ここはフーケさん一家の釣り小屋です。小さな窓を開けたら、まずはここで一息。ゲームでも楽しんでいらっしゃるんでしょうか?
「ここなら風に当たらなくて済みますよ。あとは魚が来るのを待つだけ(笑)」とオデットさん。
なにやらワイヤーの巻き取り装置が動き始めました。小屋に備え付けの網をワイヤーで上げ下げするようです。
網を引き上げると・・・なにも入っていないように見えますが、よく見ると魚がかかっていました。
さて、村の地図を見ると河口に飛び出した半島のようなものが見えます。
ここはかつて要塞都市でした。
中世の頃に要塞が作られ、100年戦争、宗教戦争など、様々な戦いの舞台となりました。
そんな要塞都市の中で、今はカトリーヌさんが花を植えたり野菜を育てたりしています。
河口から見た要塞都市の眺め。先端に立っているのは教会です。
グザビエさんは漁師。こうして毎日、漁に出ながら要塞都市の様子を眺めています。
「子供の頃から父と一緒にこうして船に乗ってきました」とグザビエさん。
岸辺に建つ白い建物はかつて税関で、船が往来するのを監視していたそうです。往来税でも徴収していたのでしょう。
河口で働く人がいれば、陸の畑で働く人もいます。
ここはブドウ畑。随分と古風な畑の耕し方ですが環境には優しそうです。
それにしてもこんなところでブドウの栽培とは大変そうですね。
「土壌はブドウの栽培には理想的なのですが、この風が問題です。常に強風にさらされていますからね」とワイン農家の方。
小さな村タルモン=シュル=ジロンドは思った以上に変化に富んでいました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、レクリエションセンターでの仕事の初日。子供たちに馴染もうと、子供達が作った小屋に入ってもいいかと聞くと、6歳の男の子が言った。『入っちゃダメ。胸がでかすぎるから』」
VDM (Vie de merde)より
フランス人のつぶやき、峰不二子みたいなインストラクターなのでしょうか(笑)
by opas10 (2016-06-02 22:33)
opas10さん
この方、なかなかグラマーなようで・・・。
日本人に比べるとあちらの方々は胸もお尻も迫力あります!
by carotte (2016-06-05 15:29)