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アフリカ豪華列車の旅 その3 [その他の国]

 ダイヤモンドで一財産築いた南アフリカ。鉱物資源が豊かで、現在は金の採掘が行われており、世界の産出量の半分を占めているそうです。

 

 そして南アフリカと言えば、ラグビーのワールドカップ!

 

 あの弱かった日本が強豪の南アフリカに勝ったのでした。痛快でしたねえ。

 

 それはさておき、今日はシリーズの三回目。

 

 アフリカの大地を走る豪華列車ションゴロロ・エクスプレスは、ダイヤモンド鉱山を後にしてインド洋へと向かいました。

 

SouthAfrica_train.jpg 



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年5月18日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Feuilleton : safari sur les rails (3/5)


 緑の中をひた走る列車。

 

 窓を開けると風の中にかすかに潮の匂いが漂ってきました。

 

 インド洋に面した大都市ダーバン(Durban)(上記地図のピンク印)。

 

 高層ビルが立ち並びます。人口は350万人。だいたい横浜市を同じくらいの人口です。

 

 数キロにわたって伸びる砂浜。海水浴やサーフィンを楽しむ人たちにとっては理想的なロケーションです。

 

 しかし・・・ここはサメがやってくることでも知られています。注意報が出たらビーチに避難です。

 

 しかし、怖いもの見たさの方用には、こんな施設が用意されています。

 

 これならサメに襲われる心配もなく、サメを間近で観察することができます。しかもちょっとしたスリルも味わえます。

 

 ダーバンは有数のリゾート地ですが、交易の街でもあります。特に活発なのがインド人。

 

 19世紀、サトウキビ畑で働くために多くのインド人がダーバンにやってきました。

 

 そしてこの地で商売をしながら暮らすようになったのです。

 

 こうしてインド人街では香辛料が売られています。

 

 ダーバンの街を楽しんだら、また列車で移動です。

 

 厨房では食事の支度が始まっていました。

 

 「鴨のローストを作っているところです」とシェフ。

 

 「列車の中で作るのは難しくないですか?」と取材班。

 

 「そんなことないですよ。両面を焼き目がつくくらいに焼いて取り出し、しばらく置いておくと中がピンク色でちょうどいい焼け具合のローストになります」

 

 フルコースの美味しい料理を食べた翌朝は、列車からボートに乗り換えます。

 

 ここはセントルシア(St Lucia)河口(上記地図のオレンジ印)。

 

 これからボートで川をさかのぼります。お目当は水辺で暮らす動物たち。

 

 あの恐ろしいカイマンがうじゃうじゃいます。ボートから落ちようものならがぶりとやられてしまいそうです。

 

 そして、カバも川の住人です。愛嬌たっぷりでのんびりしてるように見えますが、実はとても獰猛な動物です。

 

 「初めて見た感想はどうですか?」と取材班。

 

 「魅力的です。動物園で見ていた動物たちが、実際に自然の中で暮らしているのを見られるなんて素晴らしいことです。怖いワニもいましたが、美しかったですね」と女性ツーリスト。

 

 さて、これからまた列車に乗り込み、海岸沿いを北へと向かいます。

 

 続く・・・


 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、統計によると、僕が卒業試験に合格する確率は、ワニに噛まれる確率より低いらしい」


 

VDM (Vie de merde)より

 



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コメント 2

opas10

豪華列車でサメやカイマン、カバに会えるとは、意外性が面白いですね~。
by opas10 (2016-06-03 22:52) 

carotte

opas10さん
このツアーに参加した方々は、こういうのが目当てだったかもしれませんね。この豪華列車ならわりに楽にアフリカのワイルドな風景を楽しむことができそうです。
by carotte (2016-06-05 15:42) 

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