アメリカ人住宅のその後 [地方の小さなできごと]
全仏オープンテニスが始まりました。
錦織選手、順調に3回戦進出です。優勝目指して頑張れ〜!
そのテニスですが、選手のウェアも時代とともに変わってきました。
1925年から2015年まで、全仏オープンで優勝した選手のウェアを一覧にしたのが→こちら。
ビョルン・ボルグは1978年と1979年は同じウェアで優勝してます。
1989年優勝のマイケル・チャンとアランチャ・サンチェスは全く同じ。同じメーカーのだったんでしょうね。
2000年になると凝ったデザインのものが登場します。
そういえば去年の覇者ワウリンカはチェックの短パンでしたね。
ここに錦織選手のウェアが加わるのも近い将来かもしれません。
さて、本日はフランスはノルマンディ地方の小さな村のお話です。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年5月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
アメリカのどこかで撮影されたような白黒映像。
しかし、ここはアメリカではありません。ここは、フランスはノルマンディ地方の小さな村エヴルー(Évreux)のラファイエット地区。
時は1950年代の初め。近くの空軍基地に勤務していたアメリカ人の家族が、この地区で暮らしていたのです。
しかし、1967年、すべての家族が荷物をまとめて母国に帰ってしまいました。
ということは、ノルマンディー大作戦でフランスにやってきたアメリカ軍はこの頃までフランスに駐屯していたということになりそうです。
50年経った今、ここは一般に開放されましたが、多くの家が空き家のまま放置されています。
シモーヌさん(80歳)は1969年にここへやってきました。
というのも、フランスの軍関係者がアメリカ人の後を引き継いで住まいとして使っていたからです。
シモーヌさんがここから出た後は住む人もなく空き家のままになっています。
現在も住み続けているのは7世帯のみ。その一人がセルジュさんです。
セルジュさんがこの家を購入したのが1980年のこと。以来、ここから引っ越すなんてことは考えたことがないそうです。
「広い敷地に建つ一軒家は静かでいいですよ」とセルジュさん。
とは言うものの、空き家が大半を占めるこの地区。このままではいけないと村が再開発の計画を立てています。
更地にした後に550世帯を収容できる住宅を建設するとか。
「もちろんこの地域を保存しておくことも重要ですが、将来に向けて考えることも大事です」と村長さん。
住宅の他に、記念館も作られる予定だそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、アメリカ旅行中に、一人のアメリカ人に僕がフランス人だということを説明すると、彼は真面目な顔で言った。『えっ、ということは、フランス語を流暢に話すってことかい?』」
VDM (Vie de merde)より
今年はハレプ、ケルバー、ツォンガらが、ゼブラ柄を着てますね。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2016-05-27 17:46)
末尾ルコ(アルベール)さん
そうですね。ゼブラ柄ですね。
ウィンブルドンとは違って全仏は自由なのでウェアもいろいろで面白いです。
by carotte (2016-05-28 19:07)
ここも残して置いたら日本の福生みたいに、、、ならないですね~。
by opas10 (2016-06-03 23:05)
opas10さん
日本は日米安保条約があるんでこの状況ですが、欧州の場合は適当な時期に引き上げてしまったようです。でもこんな町がフランスにもあったんだなと思うと興味深いです。
by carotte (2016-06-05 15:49)