青年期にランクアップ [トピックニュース]
豪雨の影響でフランスは各地で洪水に見舞われています。
パリのアルマ橋の橋脚にある石像はこんな感じ→こちら。
いつもなら台座のあたりまで水の上に出ているのですが、今は膝のちょっと上あたりまで沈んでしまっています。
予報によれば今週末まで水位は上がるようなので油断できません。
おそらく遊覧船のバトームーシュはお休みになってしまうのではないかと思います。
そして、シャンボール城もこの通り→こちら。
なんだか湖の真ん中に立っているように見えますが、それはそれで美しいですね。
さて、フランスの学校は6月が卒業シーズンです。
そして、この時期に行われるカトリックの行事が、Profession de foi。
直訳すると “信仰の告白”。つまり、カトリックを信仰していることを宣言する行事です。
対象になるのが子供たち。
小学校を卒業する子供たちにとっては、児童と呼ばれる時代が終わり青年期に入ることを意味します。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年5月30日に放送)(▸をクリックしても映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
フランス北部の町ボーヴァンに暮らすルイ君。今日が “信仰の告白” の日です。
お母さんに白い式服を着せてもらって準備完了。胸には十字架がキラリ。
「ずっと前からこの日が来るのを待っていました」とルイ君。
同じ年頃の子供たちと一緒に教会に入場します。
集まったのは12歳になる子供たち30人ほど。
ここでカトリックの信仰を高らかに宣言します。
子供たち、なんだかずいぶん現代的な歌を歌っています。
「子供達にとっては成長のワンステップですからね。しっかりサポートしていきたいと思っています」と神父様。
式が終わったら、親戚一同が家に集まりお祝いのパーティーです。
ルイ君、集まってくれた人にドラジェをプレゼント。
ドラジェは、アーモンドを砂糖ペーストでコーティングしたお菓子。
大人たちはまずはシャンパンで乾杯です。
「私も息子の歳には同じように教会で “信仰の告白” の式に参加しましたからね。今日は感動しました」とルイ君のお父さま。
記念写真も撮って、みんなからお祝いもしてもらって、ルイ君、少し大人に近づきました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、彼の家族との初めてのお食事会。カトリック信仰にあつい家族・・・。行儀よく食事をしていると、突然、私の携帯の下品な着信音がマックスの音量で鳴り始めた。やっとの思いで止めるも、周りは呆然・・・。私は水をがぶ飲みした」
VDM (Vie de merde)より
セーヌ川が氾濫しそうだとか?
世界中が異常気象の災害に遭っている感じです。
温暖化が自然を変えているのでは・・・。
by lamer (2016-06-03 18:50)
セーヌ川の氾濫、いろんなところで取り上げられてますね。地球温暖化のせいなのか、北極の寒気が悪さして、関西もこのところ週末には必ず雨です(-_-;)
by opas10 (2016-06-04 11:24)
lamerさん
セーヌ川、ギリギリの所で持ちこたえました。
セーヌの増水はいつも3月くらいなのですが、今回は雨のせいで今頃に起きてしまいました。やはり異常気象なんでしょうか?
by carotte (2016-06-15 16:49)
opas10さん
週末が雨だとがっかりですねえ〜。それに洗濯物が乾かないとか色々不都合なことが起きてしまいます。
by carotte (2016-06-15 16:50)