セーヌ川の泥 [パリ]
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来シーズンはいよいよフランスで活躍するのですね!
さて、増水したパリのセーヌ川、少しずつ水が引けてきました。
そして増水したセーヌ川の水が車道や遊歩道に残していったのが・・・泥。
その清掃作業が急ピッチで続けられています。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局Franceinfoで2016年6月8日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない時はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
Inondations : les berges de Seine, à l’heure du grand nettoyage
ここはセーヌのグルネル河岸。水が引いて泥をかぶった遊歩道が現れました。
早速、作業員が泥の取り除き作業を始めました。
「一か所を清掃するのに大体2時間ほどかかります。泥が乾いてしまうと、それの3倍から4倍の時間がかかってしまうでしょう。ですから今のうちに全ての泥を洗い流してしまわなくてはならないんです」と清掃の責任者。
岸辺の駐車場に止まっていた車も泥だらけ。
パリのセーヌ川といえば弧を描きながら東西に長く伸びています。
清掃しなくてはならない岸辺の距離は全部で40キロほどもあります。
「優先事項は、もう一度安全に元のセーヌ川の機能を取り戻すことです。まずは観光、そして公共建築工事です。と言いますのも、この増水で10か所のコンクリート工場が業務を停止しているんです」とパリ・セーヌ川管理事務所の方。
セーヌ川の岸辺にはそんな企業もあるんですね。
そうかと思えば、ペニッシュと呼ばれる船を岸辺につなぎ、住まいとして暮らしている人たちもいます。
長靴とデッキブラシで清掃作業の真っ最中。
この方達、あの増水で危険な思いをしたようです。
「セーヌの増水は大問題です。下手すると岸辺に乗り上げてしまいますからね」と男性。
とりあえず水が引き始めたので船の航行は許可されましたが、観光船バトームーシュはまだツアーを開始していないそうです。
もう少し水位が下がらないと再開は難しいのかもしれません。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、新しいガールフレンドを家に招待したので、3時間かけて部屋の中を掃除した。彼女がやってきて、二人でおしゃべりしていると彼女が言った。『うちの母は整理整頓ができない人なの。あなたみたいに』」
VDM (Vie de merde)より
セーヌ川の岸辺にセメント工場が集中しているというのも面白い話ですね。まとまった土地が確保しやすいのが川岸だったのでしょうかそれとも、船でセメントを輸送するとか?
by opas10 (2016-06-11 15:44)
opas10さん
セーヌ川というと観光とか安らぎの場所というイメージが強いですが、セメント工場があったんですよ。この手の業種は水辺というのが欠かせないんじゃないでしょうか。
by carotte (2016-06-15 17:06)