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フランスでも公金問題 [トピックニュース]

 昨日の夕方、東京のゲリラ豪雨はすごかったようですが、コンサートホールでジャズの生演奏を楽しんでいる最中の出来事で、幸い私は知らずに済みました。

 

 演奏が終わってホールから出てきた時は、雨も上がってちょっと冷やっとするくらいに涼し〜くなっておりました。

 

 さて、いよいよ都知事選が本格的にスタートしました。

 

 前都知事の公金の使い方が大きな問題になった結果の都知事選ですが、この政治家の公金の使い方が問題になっているのは日本だけではなさそうです。

 

Paris_Paris.jpg



 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年7月13日に放送)(をクリックしても映像が出てこない時はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Polémique : un coiffeur à 9 895 € pour François Hollande

 

 エリゼ宮の玄関に立つオランド大統領。バシッと決めたこのヘアスタイル。

 

 フランスの新聞カナール・アンシェネ(Canard enchaîné)の暴露記事によると、大統領は任期期間中、専属の美容師を雇っており、そのサラリーがなんと月々9,895ユーロだと言います。

 

 日本円に換算するとざっと1,180,000円!どうなんでしょ、この額?ちょっとかけ過ぎのような・・・。

 

 こちらはオランド大統領と同じ社会党の国会議員で、国の財政に詳しい方ですが、こんな風におっしゃっています。

 

 「大統領ですから、きちっとした格好をするのは当然のことです。しかし、コストパフォーマンスをよく考えれば、もう少し別の方法があるんじゃないかと思いますね」

 

 この暴露記事、オランド大統領にとっては少々都合の悪い記事なのでして・・・。

 

 何しろ、サルコジが大統領だった頃に比べたらずっと経費を節約していると公言していたからです。

 

 一方、美容師の弁護士によれば、このサラリーは妥当な額だとか。

 

 何しろ大統領の行くところすべてに同伴し、24時間、必要な時には必ず対応できるように待機しておかなくてはならないからです。

 

 言わば私生活を犠牲にして働いているというわけです。

 

 そう言われるとちょっと厳しい仕事ですね。

 

 「皆さんが疑問に感じられるのはよくわかりますよ。しかし、きちんとした判断の結果なんです。美容師は24時間拘束されているんですからね」と記者を前に説明する政府報道官。

 

 ちなみに、サルコジさんが大統領だった頃、大統領官邸にメイキャップ係を雇っていたそうです。

 

 とある情報ソースによるとその給金は、月々8,000ユーロ(約950,000円)だったとか。

 

 安倍さんの場合はどんなことになってるんでしょうね? 

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、長い髪をバッサリ切ってショートヘアにすることに決めた。美容院へ行ってカットしてもらった髪を息子に見せたら、息子が言った。『グアンタナモの囚人みたいだね』」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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