キャンピングカーでGo! [トピックニュース]
夏休みを取って出かけるとなると、列車や飛行機を始め宿の予約など前もってしておかなくはならないことがたくさんあり、ちょっと面倒です。
思いたったらいざ出発とはならないですね。
しかし、キャンピングカーがあったらどうでしょう?
宿の心配はなし、移動手段も問題なし。出かけたいなあと思ったら、すぐにでも出かけられます。
でも、本当にそれほど便利なものでしょうか?
フランスのTV局France 2の取材班は実際に試してみることにしました。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年7月21日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
France 2 a "testé pour vous" le camping-car
キャンピングカーにもいろいろあります。
レトロなものから最新の折りたたみ式まで、また広々したものからデラックスなものまで、その種類も豊富です。
リポーターがやってきたのはレンタカー屋さん。紹介されたのはこの大型キャンピングカー。
「巨大ですね!私に運転できるかしら?」
「大丈夫ですよ。ちゃんと運転できます」
ただし、1時間ほどかけて使い方を教えてもらう必要があります。
排水の方法からガスの使い方、トイレや折りたたみベッドの使い方などを説明してもらいます。
全長7m40、高さ3m05というこの大型キャンピングカーに乗って、いざ出発!
小さな道を最新の注意を払って通り抜けると高速道路に入ります。ここまでくれば一安心。
これから向かうのはオパール海岸のあるル・トゥケ(Le Touquet)。パリからは233kmの道のりです。
渋滞に巻き込まれなければ3時間ほどで到着です。
広々とした運転席は快適なようです。レンタル料は2日で500ユーロ(約60,000円)。
高速代は、普通車なら16.80ユーロですが、このキャンピングカーだと25.80ユーロかかりちょっと割高です。
またガソリンの燃費は普通車の2倍。
さあ、いよいよ海が見えてきました。目的地に到着です。
しかし、キャンピングカー駐車禁止などの看板があちこちにあって停める場所がありません。
仕方なく街の中心街から数キロ離れた駐車場に停めることにしました。
ここは24時間で10ユーロ(約1,200円)。やすいですね。それに排水も貯水もできるそうです。
同じようにキャンピングカーでやってきた人たちに聞いてみました。
「キャンピングカーなら自分の好きな場所に停めて自然の風景を楽しめると思ってたんですが・・・」とリポーター。
「それは無理ね。勝手にキャンピングカーを停めるのは禁止されてるのよ」
確かによく考えてみるとこんな車を勝手気ままに停められたのでは困りますね。
リポーターは夜間を過ごす場所を求めて駐車場内を移動。今晩過ごす場所はこちら。
ただいまの時間は夜の10時。車内を点検して就寝の準備に取り掛かります。
そして翌朝。
「おはようございます。昨晩はよく眠れました。ただ暖房の使い方がよくわからなくてちょっと寒かったです」
夏でもノルマンディ地方となると夜は寒いらしい。
朝食はお隣さんと一緒に取ることにしました。
こちらのご夫婦、もう10年ほど前からキャンピングカーを利用しているとか。
この車は4台目だそうです。お値段は約80,000ユーロ(約950万円)。さすがに高いですねえ。
「ガスもありますし、冷蔵庫やオーブンもあります。トイレもシャワーも完備」
ゆったりとしたリビングもあってのんびりできそうです。
いろいろ制約はあるものの、好きな時に宿ごと移動できるのはキャンピングカーならではです。
しかも、帰宅の時間を心配する必要もありません。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、私はキャンピングカーを買ったばかりの小太りの50代のおじさんです。残念なことに、今頃になってキャンピングカーのシャワー室に入れないことに気がつきました・・・」
VDM (Vie de merde)より
フランス人のつぶやき、「小太り」ではないような(笑)
by opas10 (2016-08-11 16:36)
opas10さん
はい、これは立派な「肥満」です(笑)
by carotte (2016-08-21 15:30)