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太陽とクラゲのサンダル [メイド・イン・フランス]

 相次ぐテロ事件に打つ手がないように見えるフランス。

 

 それでも政府はセキュリティの強化を推し進めています。

 

 そんな中、雑誌のインタビューに答えたヴァルス首相が、フランスのモスク(イスラム教の寺院)への資金援助をある一定期間だけ禁止してもいいのではないかと言い出し、ちょっとした議論になっています。

 

 そこで気になるのが、これまで資金援助をしてきたのは誰なのか?

 

 フランスにはイスラム教の宗教施設が2,500か所あり、報酬をもらっている指導者イマームは800人ほど。

 

 この800人のうちの300人に、トルコ、アルジェリア、モロッコ、サウジアラビアなどから報酬が支払われています。

 

 と同時に、寺院の建築資金もこれらの国から出ているそうです。

 

 つまり寄付の形で資金が提供されているわけです。もちろん寄付は個人が行なう場合もあり、グレーな資金が相当額あると考えられています。

 

 首相が言うような資金提供の禁止には賛否両論があるようですが、もし実施されれば、フランスのイスラム教徒はますます住みにくくなるでしょうね。

 

 さて、本日は、夏に人気のサンダルのお話です。

 

Paris_Beaupreau.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年7月30日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Vacances : la sandale "méduse" fait toujours recette


 こちらがそのサンダル。

 

 メデューズ社(Méduse)の “サン”シリーズのサンダルは、夏のビーチには欠かせません。これなら岩場の多い海岸も安心して歩き回れます。

 

 メデューズ社は1946年創立。毎年、70万足のサンダルが製造されているそうです。

 

 その一部がこのボープレオの工場で作られています。

 

 「このポリ塩化ビニルの粒々がメデューズの原料です」と工場の責任者。

 

 この粒々を200℃に熱せられた型に入れると、あのサンダルが出来上がります。

 

 創立当初とほとんど同じ作りだそうです。

 

 「70年前と全く同じモデルですが、素材は改良が加えられています。昔に比べると柔軟で弾力性に富んでおり、履きやすくなっています」

 

 この“サン”シリーズの多くがモロッコで作られており、主力はこの3色。

 

 そして、新しいデザインも生まれています。

 

 例えばこのピンクのフラットシューズやブーツなど。

 

 フランス国内だけでなく海外にも販路を見出せるようなデザインを開発中です。

 

 「フランス国内だけでなく海外にもメデューズを売っていきたいんです。フランスの次に売れているのが日本です。フランス製は人気がありますし、このパステルカラーも受け入れられている要因です」と営業の責任者。

 

 見ているうちに一つ欲しくなってきました!

 

 因みにメデューズとはフランス語でクラゲのことです。

 

 




 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、海で泳いでいると、おでこをクラゲに刺されてしまった。クラゲに刺された時の対処法って知ってるかい?そう、あれをかけるんだよ」


VDM (Vie de merde)より




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