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旬の果物イチジク [フランスのグルメ]

 このところ災難というほどではありませんが、いろいろ困ったことが立て続けに起きています。

 

 ラジオが壊れた、洗面所の電球が切れた、外付けハードディクスの調子が急におかしくなった、そして腰痛に見舞われた。

 

 これはどこかで厄払いでもしてもらった方がいいのかも・・・。

 

 幸い、腰痛の方は思ったより早くなくなってくれそうです。

 

 さて、気温は大したことないのに湿度が高いおかげで不快指数アップの日々が続く東京の今日この頃、この時期、旬の果物といえば・・・イチジクです。

 

 フランスでも収穫が始まりました。国内のイチジクの80%を生産しているというソリエス=ポン(Solliès-Pont)を訪ねます。

 

Paris_Sollies.jpg


 


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年9月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 もぎたてのイチジク。ふっくらとして美味しそうですね。今年は豊作だそうです。

 

 果樹園で収穫中のベアトリスさん、毎日、200キロのイチジクを収穫するそうです。

 

 「きれいでしょう。太陽の光を浴びて育ってますからね。とっても甘いですよ」

 

 ソリエスのイチジクは唯一AOP(原産地名称保護)のラベルを獲得しているイチジクです。

 

 その実を割ってみると・・・ご覧の通り。見事に赤く熟しています。

 

 「美味しいイチジクを作るには太陽と水が重要です。ソリエスはその両方が揃っているのでイチジクの生産に適しているんです」とベアトリスさん。

 

 協同組合の工場に運ばれたイチジクはこうして選別され磨きをかけられ箱に詰められます。

 

 紫色に輝くこのイチジクは、ヴィオレット・ドゥ・ソリエスと呼ばれています。

 

 「この地方では中世のことからイチジクの生産が盛んでした。今では国内生産の80%を占めるまでになっています」と工場の方。

 

 こうして出荷された新鮮なイチジクを手に入れたのがシェフのアランさん。

 

 まずイチジクは4つに切りフライパンで炒めます。

 

 これでフォワグラのサンドイッチを作ります。ロール型にしてラップで包み15分放置した後、冷蔵庫に6時間ほど入れて冷やします。

 

 「イチジクの甘みが、塩コショウで味付けされたフォワグラによく合うんです。この二つが合わさるととても味わい深い料理になります」

 

 他にもイチジク料理がいろいろあります。

 

 イチジクの収穫は10月末まで続くそうです。


 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、退屈だったので指にセロテープを巻いてどのくらいしたら指が紫色になるか試してみた。結果は30秒。で、そのセロテープを剥がすために慌ててスーパーにハサミを買いに走った時間はといえば、4分32秒」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

災難続き、お祓いをしたくなりますね、そんな中で腰痛が重症化しなくて何よりです。でも十分お気をつけてください。
by opas10 (2016-09-13 22:04) 

carotte

opas10さん
ありがとうございます。なんとか普通に戻れそうです。それにしても災いというのは同時に起きるもんですね。
by carotte (2016-09-18 16:38) 

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