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週末はモンペリエで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はフランス南部の都市モンペリエ(Montpellier)を旅します。

 

 パリからモンペリエまではTGVで3時間半ほど。空路なら1時間半。


Paris_Montp.jpg


 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年10月1日に放送)をクリックしても映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 モンペリエを観光するなら、このトラムに乗るのが便利。

 

 現在4路線が走っています。そのデザインも個性的。空気、土、水、火の4元素を表しているのだそうです。

 

 24時間有効のシティ・カードを購入すればトラムは乗り放題です。しかも、ガイド付きの市内ツアーが一種類だけ無料で付いてきます。お値段は13.5ユーロ。

 

 まずは劇場のあるコメディー広場で降りましょう。(上記地図の青印)

 

 ここはモンペリエの中心です。ストリートミュージシャンの音楽を聴きながら街角散歩を始めましょう。

 

 石造りの古い建物が並ぶ通りや路地。おお、素敵なバルコニー!

 

 ここはブラ=ドゥ=フェール通り(うぐいす色印))。この界隈には、昔のお金持ちが建てた個人の屋敷が80軒ほど残っているそうです。

 

 ほとんどが中世に建てられ、17世紀になってリノベーションされたもの。優雅な作りですね。

 

 またトラムに乗って東の端まで行くと、18世紀に街の資産家が建てた別荘Château de Flaugergues(シャトー・ドゥ・フロジェルグ)(赤にお城のマーク)があります。

 

  暖かくなった4月ぐらいから3〜4ヶ月ほどを家族がここで過ごしたそうです。こんなものを作ったとなるとかなりのお金持ちですね。

 

 現在はコルベールさんの所有で、ワイナリーセンターになっています。となると、ワインの試飲を忘れてはいけません!赤、白、ロゼ、すべてのワインを試飲することができます。

 

 食前のワインが食欲を増進させてくれました。次は市場へランチを食べに向かいましょう(オレンジ印)。

 

 こちらの一皿で8ユーロ。カメラマンさんが食べるそうです。リポーターさんは牡蠣6つをいただきます。飲み物を頼むとこちらのテラス席が使えるそうです。

 

 この番組、どうやらリポーター&カメラマンの二人で撮影されているようです。もう一人いるのかなと思ってました。

 

 お腹がいっぱいになったところで、ちょっと変わった遺跡を訪ねましょう。

 

 ここはミクワーと呼ばれる場所(緑印)。ユダヤ教の習慣で水に浸かってお清めをする場所です。欧州で残っているのはこれを含めて4つだけ。12世紀頃のものです。水は天然の地下水。

 

 次に訪ねたのはモンペリエ大聖堂(紫印)と、その裏にあるモンペリア大学医学部(黄緑印)。

 

 医学部の創設は13世紀。モンペリエは12世紀頃から医学教育が発達した街として知られていたそうです。

 

 「はじめは地下の人目につかない場所で行われていました。そして、15世紀に初めてフランク国王が正式に医学教育の施設として認めたのです」と学部長。

 

 医学部の隣にあるのが18世紀に作られた解剖博物館です(こげ茶印)。

 

 ご安心ください。並んでいるのは蝋細工の模型です。しかし、本物も保存・展示されているようです。ちょっと不気味・・・。

 

 さて、気分を変えて、サン=タンヌ大聖堂の界隈にあるアトリエを訪ねてみましょう。ここには弦楽器を製作するアトリエが集まっているそうです。

 

 フレデリックさんはこの道30年の職人さん。18世紀のイタリア製バイオリンの音色を再現しようと今も道半ばなんだそうです。

 

 あちこち色んなものを見て回ってちょっと疲れました。そろそろ今晩の宿Face au Parcへと向かいましょう(オレンジにベッドのマーク)。

 

 寝心地の良さそうなベッドと、眺めのいいバルコニー付きのお部屋は一泊65ユーロ。

 

 テラスで休んでいるとオーナーがお茶を出してくれました。鳥の鳴き声を聞きながらハンモックで読書。疲れも吹き飛びそうです。

 

 元気になったところで夜はバーで一杯やりましょう。

 

 向かったのはBy Coss Bar(青にカクテルのマーク)。随分と凝ったカクテルを出してくれるようです。

 

 さて今回の費用は、トラムのシティ・カードが13.5ユーロ、市場でのランチが10ユーロ、医学部の見学が12ユーロ、バイオリンのアトリエが12ユーロ、宿泊代が65ユーロ、カクテルが11ユーロで、締めて123.50ユーロ(約14,000円)でした。

  
  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、目のレーザー治療のために夫に付き添った。手術が終わって出てきた医者が言った。『奥さん、気をつけてください。前よりずっとよく見えるようになってますから』」

 

VDM (Vie de merde)より



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