SSブログ

世界の名ホテル その3 [その他の国]

 シリーズの三回目は、アジアへ。

 

 インド最大の都市ムンバイにあるタージマハル・ホテル(Taj Mahal Palace & Tower)を訪ねます。

India_Mumbai.jpg


 

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年10月5日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 

 アラビア海からの眺めが美しいタージマハル・ホテル。

 

 ゴシック様式のドームのある、なんとも不思議な雰囲気の建物は、大都市ムンバイの歴史地区のはずれに位置しています。

 

 白いシャツの男性はホテルのコンシエルジュ。毎朝こうして鼻歌交じりにホテルの周りと歩くのが日課になっているそうです。

 

 もう一度よく建物を見てみましょう。

 

 ヴィクトリア様式とインドの伝統的なスタイルが混ざり合い、そこにフィレンツェの味わいが加わったゴージャスな宮殿といった風情です。

 

 こちらが入り口を入った一階のホール。高級感が漂います。

 

 先ほどのコンシエルジュの男性が従業員室へとやってきました。朝の日課が終わったところで、制服に着替えます。

 

 「この制服が着られてとても誇りに思っていますし、この制服のおかげで皆さんに敬意を払ってもらえます。ですから皆さんにも幸せを届けることができるんです」

 

 今日はこの方がホテルを案内してくれます。

 

 ホテルがオープンしたのは1903年のことでした。作ったのは「インド産業の父」と呼ばれるジャムシェトジー・タタ。

 

 「彼は私財を投じてこのホテルを作りました。ムンバイにしかない、地元の人に愛されるような、そんなものを作りたかったのです」

 

 この胸像の方がジャムシェトジー・タタ。

 

 彼は、ホテルにふさわしい資材を求めてヨーロッパやアメリカまで足を伸ばしました。その結果、このボールルームにはフランスのお宝が使われていました。

 

 「この柱はエッフェル塔と同じ鉄骨でできてるんですよ」

 

 そう言われると確かにそんな感じがします。

 

 タージマハル・ホテルではお茶のサービスもエレガントでワンランク上。

 

 お部屋の方はどうなんでしょう?

 

 案内してくれたのは、最高級スイートルームの一つ。インテリアから調度品まですべてに高級感が漂います。

 

 どんな方々がお泊りになったかといえば、ジョン・レノンとオノヨーコ、アンジェリナ・ジョリーとブラッド・ピット。

 

 さらに、ウィリアム王子とキャサリン妃、バラク・オバマ、ヒッチコック、シャーロン・ストーン等々。

 

 もちろん無名の方々も大勢宿泊しています。

 

 「このホテルを好きにならない人はいないでしょう。建物は素晴らしいですし、長い歴史があります。歴史と言えば、テロ事件が発生したことがありました」と一般の宿泊客。

 

 2008年11月、ムンバイは同時多発テロに見舞われました。その現場の一つがこのホテルだったのです。

 

 テロリストたちは宿泊客を人質にホテルに立てこもりました。

 

 三日後に軍が強行突入して制圧しましたが、死者の数は166人、建物もこの通り損傷してしまいました。

 

 現在はきれいに修復され、壁にはテロ事件で亡くなった方々の名前が刻まれています。その多くがインド人だったそうです。

 

 一階と庭もテロ事件後にきれいに作り変えられました。

 

 ホテルの従業員は1500人ほど。ベッドを整えたりとあまり人目につかない場所で働いています。

 

 従業員がスイートルームの床に花びらで模様を描いています。

 

 「お客様には美しいインドを知っていただき、贅沢を味わっていただきたいのです」と責任者。

 

 タージマハル・ホテルは、ジャムシェトジー・タタが望んでいたように、ムンバイのシンボルとなり多くの人に愛されているようです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、子供たちの友だちを泊めることになった。10歳になる息子が玄関でその友だちを出迎えると、声をひそめながらこんなことを言っていた。『最初に言っておくけど、ここは贅沢とは全く縁のないところだからね』」

 

VDM (Vie de merde)より



nice!(58)  コメント(4) 

nice! 58

コメント 4

t-toshi

タージマハルホテルには縁がありませんでしたが、タージマハールは、懐かしいき所です。ここの観光地だけが清潔で輝いていましたよ。
by t-toshi (2016-10-12 10:35) 

carotte

t-toshiさん
タージマハールやはり世界遺産だけあってきれいにしてるんでしょうかね。インドはまだ行ったことありませんが、衛生面は日本とはだいぶ違っているみたいですね。あの美しい宮殿のようなお墓は一度現地で見てたいなと思っています。
by carotte (2016-10-12 11:33) 

t-toshi

帰国して、数日下痢に悩まされました。一流のホテルでのカットフルーツがいけなかったようです。
by t-toshi (2016-10-17 10:58) 

carotte

t-toshiさん
それは大変でしたね。
私もバリ島に行った時にやられました。幸い1日で治りました。同じようにフルーツがいけなかったようです。生ものはやっぱりあぶないですね。
by carotte (2016-10-18 13:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。