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クレベール広場の樅の木 [トピックニュース]

 昨晩は寒かったあ〜。

 

 夕方から夜の8時過ぎくらいまで、外と内の間くらいの場所にいたら、ずんずん身体が冷えて危なかったです。

 

 季節は刻一刻と冬に近づいています。

 

 さて、今年もまた、こんな話題が登場する季節になりました。

 

 年末のクリスマス市で有名なアルザス地方の都市ストラスブール。

 

 毎年、クレベール広場に大きなクリスマスツリーが飾られます。その樅の木が森から切り出されたそうです。

 

Paris_Dabi.jpg 




 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年10月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 ここはヴォージュ地方の森。

 

 夏頃から何キロも森を探索した結果、やっとあのクレベール広場にふさわしい樅の木が見つかりました。

 

 それがこれ。ああ、確かにすっと上に伸びて枝ぶりも美しいですね。

 

 「ツリー用の樅の木ですからねえ。やっぱり見た目が美しくないといけません」と関係者の方。

 

 高さ37メートル、重さ8トン。いつものように切り倒す・・・というわけにはいきません。

 

 そんなことしたらせっかくの美しい枝ぶりが台無しです。

 

 まずは上まで登って、ロープを結わえてクレーンで支えます。

 

 それからおもむろにチェーンソーで幹を切ります。

 

 数分でご覧のとおり、キレイに切り出され、クレーンでゆっくりと専用のトラックへ運ばれます。

 

 切り株はこんな具合になってます。年輪を数えると樅の木の年がわかります。

 

 今年の木は70歳くらい。そして年輪から成長の歴史も知ることができます。

 

 「ちょっと本みたいでしょ。内側から外側に向かって成長しているのがよくわかります」と伐採業者。

 

 切り倒された樅の木は、傷がつかないように特別に作られた荷台に固定されます。

 

 「クリスマスを代表するような街に飾られる樅の木です。これほどツリーにふさわしいサイズの木を見つけるのは難しいんです」とストラスブール市のイベントの責任者の方。

 

 70歳の樅の木は、これから数週間かけてストラスブールに運ばれ、クレベール広場に設置されることになっています。

  
  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、ずっとできずにいたことをやってしまった。4年間、いろいろ悩んだ末に、実行に移したのだ。クリスマスツリーを捨てたのだ」

 

VDM (Vie de merde)より



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