27℃→26℃→27℃ [トピックニュース]
昨日、待ち人がなかなか現れず、しばらく下北沢駅の改札口から出てくる人を眺めていると、やたら外国人が多いことに気がつきました。
数年前はこれほどではなかった。
去年、観光バスが観光客を下ろしている現場を見たと友人が言っていました。
特に変わったものがあるわけじゃなし、歴史的建造物などもないのに、なぜにこんなところにやってくるのか?と大いに疑問です。
それはさて置き、本日はパリのプールについてのお話です。
今年7月、パリ市は節約のため、市が運営するプールの水温を下げることにしました。
しかし、結局、また戻すことになったそうです。その顛末は・・・。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年10月25日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
Températures de l'eau des piscines de Paris
ここはパリにある市営プールの一つ。
現在の水温は27℃。結構、冷たいですね。
因みに、わが家の近所にあるジムのプールは30℃あります。
それでも最近は冷たく感じる時があるというのに、ちょっと前のパリのプールは26℃だったそうです。
というのも、パリ市が、今年7月、節約のために水温を1℃下げる決定を下したからです。
しかし、多くの利用者から苦情が殺到したため、市は元に戻すことにしました。
「26℃と27℃ではかなり違いますよ。26℃なんてありえませんよ」と女性。
「外の気温との関係もありますからね。中で泳いでると1℃の差なんてあまり感じないですよ」なんてちょっと違った意見の人もいます。
パリ市が1℃下げる決定をしたのには2つの理由がありました。
一つは、20万ユーロの節約が見込めること、もう一つはエネルギーの消費を10%抑えることができること。
しかし、水温を下げて間もなく利用者から、これでは寒すぎるとの苦情が急増しました。
「本気で集中的に泳いでいる人たちはそれほど寒さを感じないで済むんですが、学校の生徒や健康のためにちょっと体を動かしてみようという感じで泳いでいる人たちにとっては寒さを感じやすいんです」と水泳の先生。
そんなわけで、現在の水温は27℃。
しかし、プールは他のスポーツ施設に比べるとエネルギー消費が高いため、パリ市はそれを抑えるために別の方法を模索しなくてはならないそうです。
それにしても印象的だったのは冒頭に登場したプールのレーンの広いこと。
ワンレーンを二人がすれ違っても悠々と泳げるくらいの広さがありました。
日本の場合、本来一人で泳ぐレーンを二人で使ってますから、正直、せせこましいです。
すれ違う時はできるだけぶつからないように気をつけなくてはなりません。
もうちょっと広くしてもらいたいもんです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、そして夏が始まってから、僕は水泳クラブで子供達に水泳を教えている。クラブの名前は “イルカクラブ”。ある時、バカンス客が僕らのプールにやってきて真面目な顔で訊いた。『あの〜、イルカはどこにいるんでしょう?』」
VDM (Vie de merde)より
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