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フランスのランチ事情 [トピックニュース]

 昨日の気象庁の予報は大外れ。

 

 東京は一日晴れの予報だったのが、実際は曇天。時に雨がパラパラ落ちておりました。

 

 曇りの予報で晴れた!というのならそれほどでもないのですが、晴れのはずが曇りとなるとかなりショックなのでして・・・。しかも昨日は日差しがない分さらに寒かった。

 

 さて、本日はフランスのランチ事情です。

 

 ランチと言っても、フランス人もそう頻繁にはレストランで食べているわけではないようです。

 

Paris_Paris.jpg
 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年11月1日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Consommation : la pause déjeuner, un vrai business

 

 レストランで食べないとなると、定番のサンドイッチか?と思いきや、最近では日本のコンビニ弁当のように、スーパーで様々な弁当が販売されています。

 

 この市場、激しい価格競争が繰り広げられているそうです。

 

 そして、スーパーによっては食べる場所を提供しているところもあるとか。

 

 そんなフランスに最近進出してきたのがNostrum。この業界では大手のこのスペインの会社は、3週間ほど前にパリに出店したばかり。

 

 「全部で65種類の弁当を販売しています。毎月、5種類ほどの新商品を出しています」と店員。

 

 ここではシンプルな弁当を1〜4ユーロで提供しています。日本円なら120〜500円ほどですからかなり安いです。

 

 商品棚にはサラダ、パスタ、ピラフのようなものが並んでいます。

 

 「破格の値段です。美味しいといいけど。買う前に確かめたいですね」と女性。

 

 “添加物なし保存料なしの新鮮な商品、しかもどんな人もおなかいっぱい食べられる” というのが謳い文句。

 

 「150グラムから400グラムまで様々な量のお弁当を用意しています。ですから、どんなニーズにも応えられます」と国際開発部の責任者の方。

 

 例えば、少量の旬のスープ(3ユーロ)、クスクス料理(5ユーロ)、グリーンピースのサラダなど。お得意さんには割引サービスも実施しているとか。

 

 「合計で13ユーロ、4人分です。だいぶお得ですよ」とお会計を済ませた女性客。

 

 それにしてもどうやったらこの値段で提供できるんでしょう???

 

 スペインのバルセロナから1時間のところにある製造工場を訪ねました。

 

 ここで作られた弁当が欧州に展開する135店舗で販売されています。

 

 「材料はカタルーニャ地方で作られたものがメインですが、フランスや南ヨーロッパから手に入れたものもあります」と工場の方。

 

 安く提供できるのは、大量に生産するから。ここでは一日に6万食が作られます。

 

 2,000リットルのスープ。900個のトルティーヤ。すべて手作りです。

 

 余分な量は作らず、コストも最小限に抑えます。こうして作られたものがパリで売られているのです。

 

 これに対抗してフランスのお店も対策を講じています。

 

 こちらのお店では4年ほど前から、身体にいい、すぐに食べられる料理を出しています。しかし、価格競争に身を投じたわけではありません。

 

 食材がどこから来たのかを明記することで差別化を図っています。

 

 そのためお値段はさっきよりちょっと高め。グリーンサラダ+3つの料理で5.90ユーロ。また、旬のサラダ+チーズ+ハム+有機栽培のカシューナッツで10.80ユーロになります。

 

 レストランより安いけどお弁当よりは高い、そんな感じです。

 

 この手のお弁当や料理を提供するお店はこの数年で3倍に増えたとか。

 

 因みに、フランスではランチに使う金額は平均で一人10ユーロほどだそうです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、妹とレストランでお昼を食べていると、父親らしき男性がやってくるのが見えた。それを妹に知らせると妹が言った。『なんてこと!手をつないでいるのはママじゃないわ』確かに、その男は父だったが、一緒にいるのは僕らの母ではなかった」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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