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週末はポルトで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はポルトガル第二の都市ポルトを旅します。

 

 この数年、ポルトを訪れず観光客は増え続けているとか。特に、格安航空会社の参入で、フランス人が数多く観光にきているそうです。

 

 パリから空路で2時間10分ほど。片道5,000円に届かない便もあります。


Portugal_Porto.jpg


 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年10月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 ドウロ川の岸辺に広がるポルトの街。まずは観光船に乗ってみましょう。

 

 一人12.5ユーロで約50分の観光ツアーです。丘陵に立ち並ぶカラフルな建物。

 

 「それぞれ色が違っていて素敵ですね」と観光客。

 

 「あそこに城壁が見えてきました。旧市街の境目があの城壁なんです」と観光船の方。

 

 かつてポルトは城塞の街だったようです。

 

 次は、観光船からも見えていた高架橋へ行ってみましょう。ここはドン・ルイス1世橋(上記地図の青印)。

 

 この鉄骨様式の橋、どこかで見たことがあるような・・・。それもそのはず、あのエッフェルの弟子が作った橋だそうです。できたのは1886年。

 

 構造は上層と下層の二階建て。高さは約44メートル。下を見たらくらっときそうです。上は歩行者と路面電車、下は歩行者と車が通行しています。

 

 次に訪ねたのは、ワインセラーSandeman(ワインレッド印)。ここで眠っているのがポルト・ワイン。中には100年物もあります。

 

 全部を合わせると20,000リットルものワインが貯蔵されています。金額にすると280,000ユーロ(約3,200万円)。ここでは一人5ユーロで見学+試飲ができるそうです。

 

 ほろ酔い気分で通りへ出てみると、目の前にはアジョーレ。ポルトガル伝統の美しいタイルです。丘の上の教会は全てこのアジョーレで覆われているとか。

 

 そして是非とも訪ねたいのが、世界遺産のこの本屋さんレロ・イ・イルマオン(Livraria Lello & Irmao)(こげ茶印)。

 

 建てられたのは1906年。この階段、ハリーポッターのモデルになったそうです。

 

 本屋さんですが無料で入れるわけではありません。入場料12ユーロを払う必要があります。しかし、本を購入すると返金してくれます。

 

 明るい表通りでは賑やかに路上ライブが繰り広げられていました。すごいですね、身体をはったパフォーマンス。この方たち皆学生さんだそうです。

 

 そう言われると、本屋さんの正面がポルト大学でした。

 

 さて、次に訪ねたのは写真美術館Centro Portugues de Fotografia(オレンジ印)。ここは元監獄だった建物です。

 

 「ここは監獄の中庭だった場所です。監獄は4階建てで、罪人たちは職業と犯した罪によって選り分けられ収監されていました。このバルコニーから神父が罪人たちに説教をしました」と館長さん。

 

 その視線の先には、神父が心臓発作を起こしそうなポスターが・・・。

 

 旅に出たからにはお土産を買っておきましょう。向かったのはガレリア・デ・パリ通りにあるお店A Vida Portuguesa(緑印)。ここでは地元で作られてものだけを販売しています。

 

 食品から陶器まで様々なものが置いてあります。いつくか選んで箱に入れてもらいました。

 

 そろそろ今晩の宿にチェックインしましょう。ここは130年も前から続く由緒あるボートクラブ。(紫印)

 

 「この辺りにはワインセラーが並んでいますし、うちは代々家族でメンバーになってくれる人たちばかりなので、よく知られているんです」とクラブの方。

 

 ここの建物の最上階がアパートになっています。広さは100㎡。寝室は3つあり、眺めのいい一人テラスも付いています。これで一泊80ユーロ。

 

 お腹がすいたきたところで、ここから少し川下にある漁師町アフラダ・デ・バイジョ(黄印)でお昼を食べることに。

 

 イワシとイカが美味しそうに焼けてました。さすが漁師町です。

 

 さて今回の旅の費用は、航空運賃が80ユーロ、宿泊代が80ユーロ、食事代が10ユーロ、観光船が12.5ユーロ、お土産代などが28ユーロ、締めて210.50ユーロ(約24,000円)でした。




******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、職場の同僚にあだ名をつけられた。僕のご先祖様はポルトガル人で、僕は少々小太り。そんなわけで、あだ名は “キウイ”」

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

八犬伝

ポルトは、タコ飯が抜群に美味かったです(^^)/
by 八犬伝 (2016-11-06 21:42) 

carotte

八犬伝さん
タコ飯、美味しそうですねえ〜。
やっぱり海の幸が美味しいところなんですね。
by carotte (2016-11-09 16:19) 

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