新しい税金 [その他の国]
アメリカ初の女性大統領ならずで、残念でした。
これからは、あのカッパみたいな頭の大統領を4年間見続けることになるのか・・・。
友人いわく「大統領になってしまえば、途中でやめさせるってわけにはいかないんでしょう?」
よっぽどかのことがない限り、4年はホワイトハウスに居座るでしょう。再選だけはご勘弁願いたし。
さて、最近、フランス人の旅行先として人気なのがポルトガル。
つい先日もポルトの週末旅を紹介したばかりですが、ポルトガル政府は新しい税金の導入を考えているとか。その税金とは・・・
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年11月7日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
日の当たる家々。ポルトガルでは一年のうち300日が晴天だそうです。
しかしこの太陽の日差しが高くつくことになるかもしれません。
というのも、政府が “日当たり” に税金をかける案を検討しているからです。
「太陽はみんなのものでしょうに!」
「どうやって税額をはじき出すんだ?!」
例えば、この日当たりの良い住居の場合、不動産税が20%増額されます。
逆に日の当たらない場所にあれば10%の減額になります。
それと同じように、眺めの良い住居や海に面した住居は20%の増税、目の前にお墓のあるような住居は10%減税。
こちらはリスボンに住むあるフランス人のお宅です。5年前にこの200㎡の住居を購入したとか。
「東西に向いているので部屋いっぱいに日差しが入ってきます」と男性。
現在、年に800ユーロの不動産税を払っているそうです。日当たり税や眺望税が課せられるようになれば、増税になること間違いなしです。
「日の当たり具合なんて十人十色でしょう。どうやって課税するんですかね?窓の数だって違うんですから、明るさなんて測りようがないでしょう」
専門家によると、ケースバイケースで適切な税額を設定するのだとか。
そこで、この税金に賛成している社会党の議員に尋ねてみました。
「不動産市場では一階のアパートと4階のアパートでは価格が違いますよね。ですから税金も日の当たり具合で差をつけるんです。その方がより平等でしょう」と議員。
そして、増税になる人もいれば減税になる人もいるので、国家の懐には何も入ってこないと言います。
それならなぜにこのようなことをするんでしょう?いろいろ影響も大きいでしょうに。
ここはリスボンから30分ほどのところにある海辺の町にマンションが建築中です。
どの部屋も日当たりのいい明るい部屋になる予定です。
入居者の半分は外国人だそうですが、日当たり税にひるむ人はいないとか。
スペインやフランスに比べたらまだ安いそうです。
日当たり税、本当に実施になるのでしょうか?
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、訪ねて行った家の人に『では良い一日を!』と帰り際に挨拶すると、相手が言った。『どこへなりとも行ってしまえ!』そう言われるのも仕方ない。私は税務署の調査員なんですから」
VDM (Vie de merde)より
ちょっと米大統領選は唖然でした。もう脱力です・・・。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2016-11-10 01:07)
RUKOさん
私も昨晩はちょっとショックでしたが、一夜明けたら少し癒えました。それにしてもアメリカ人は冒険しますね。
by carotte (2016-11-11 00:28)
日当たり税って、確かに妙案ですね。
私は賛成です(笑)
by 風の友 (2016-11-11 12:38)
風の友さん
ちょっと冗談かと思いましたが、こんな税金もあり得るんですよねえ〜。実際に適用になったらその詳細が知りたいものです。
by carotte (2016-11-13 00:55)